< 私の好きな我孫子の道シリーズ その5 >
    くすのき通り道(天王台駅北口から青山台周辺)                             柏倉 輝雄(会員)
4月21日(水)、天王台北口駅前に21名の会員メンバーが集合する。当日は久しぶりの春らしい爽やかな晴天に恵まれ、暖かい日差しの下10時10分予定通り天王台駅より柴崎台5丁目方面に向かいました。途中青山台在住の木村会員の周辺の案内、話を聞きながら、まず最初のポイント「JR相野谷踏切跡」に到着。そこに「御地蔵様」があり吉澤会長より相野谷踏切に関する話と相野谷通りの由来等の説明を受け、改めて我孫子の歴史名所の由来の一端を理解しました。
青山八幡神社
車道が狭い坂道を下りながら右手に我孫子聖仁会病院・川村学園大学・NEC日本電気をみながら青山台方面に向かいました。堂下公園を通過し、私も以前に車で此の辺を通った時には更地であったのが、住宅に開発された街並みを見ていると、我孫子の美味い蕎麦やさんがありました。後日出来たら来て見ようと思います。此処まで約1時間歩きました。
青山台北公園近くの坂道を上り今日の目的地である第4回景観奨励賞(2000年)を受けた青山八幡神社と無量院に到着しました。高台に立地し我孫子市街・取手方面を見わたせる見晴らしの良いところです。会長より,<備社オビシヤ>について説明がありました。また一つ旧跡を知りました。突然境内に三角点を探そうと言われました。

1)三角測量 2)三角点の標石 3)三角点の歴史の説明を聞きました。また三角点の現場に集まり、三角測量の技術で地形図を作製したことを初めて聞きました。

八幡神社にお参りして,市の指定樹木イチョウの木、巨大古木に触れながら石段を降りて柴崎にむかいました。この地域は旧柴崎村主邸・名主・旧家が多いと伺っております。路地を抜け程なくすると東源寺に着きました。境内の「かやの木」は県の天然記念物であり周囲4.5M樹齢260年、文学作品にも登場しているそうです。

すでに七五三参りの立看板が出ていた柴崎神社を通りました。余談ですが・・・私の住む並木町は散歩のコースはありますが、あまり景観らしさに接する機会がありませんでした。もっと我孫子を教えて頂き根をおろしたいと思っております。柴崎神社に話を戻そう・・・、正月の初詣はここ2、3年大変賑わいます。元旦などは参拝するまで一時間程並んで待つ程です。

そろそろ終着に近くなりました。私は皆さんの仲間入りをしてまだ四ヶ月の新米会員です。現状把握で精一杯です。何事も野次馬精神を持ち頑張ります。皆様のご指導を賜ります様御願い致します。くすの木通り美食中華料理店で会食し、午後1時過ぎ解散しました。
 第15回日立総合経営研修所 庭園公開                             吉澤 淳一(会員)
5月15日(土)、今春の庭園公開は早朝から空のご機嫌麗しく、庭園の散策には絶好の日和となりました。前日には誘導柵、案内表示物の設置が済んで、当日の準備作業も順調にすすみ、開園時間の10時前にお客様に入場いただきました。気温が上がるにつれて入場者数も上がって、閉園時間には1,330人を数え、これは春の庭園公開での新記録でした。平成17年第6回の1,100人がこれまでの春の記録で、会を重ねる毎に市民の皆さんの関心が高まってきていることを感じます。お子さんを連れた若い夫婦の姿が目立ったことも、好ましい傾向です。

今回初めての試みとして、本館玄関前にパネルを展示しました。「庭園公開の趣旨」「日立総合経営研修所の概要」「庭園案内」「我孫子の景観を育てる会の紹介」などで、写真や俯瞰図も添えて作りました。そしてスタッフがその前で直接お客様に説明したことが好評で、いつも沢山の人だかりが出来ていました。星野市長も熱心に耳を傾けられていました。

新緑の庭園、そこからの手賀沼、池のほとりの珍しい植物の説明、「ほととぎす」でのお茶とお菓子、フルートやコカリナの音色、エコ堆肥のお土産、白樺派のカレーなどなど、お客様は思い思いに春の一日を楽しんでいらっしゃいました。そのような中で、景観を維持することの大切さも、感じとっていただけたものと思います。
   素晴らしい庭園景観を公開していただきました(株)日立総合経営研修所、(株)日京クリエイトの皆様に深く感謝申しあげます。
観月亭から手賀沼を望む
観月亭から手賀沼を望む

フルート、コカリナ演奏の皆様、個人ボランティアの皆様、資材提供の我孫子市にお礼申し上げます。
運営は当会会員、三樹会・庭園公開サポーターの約40名で行いました。

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