わたしの好きな我孫子の道 シリーズ その6
                      「台田2丁目杉並木道から船戸の森周辺を歩く」       飯塚 節子(会員)
雨で延期になり二度目の挑戦で実現できた今回の散歩。足助副会長の声掛け健康チェックの後、総勢20名が我孫子駅北口を出発し、猛暑下の行軍が開始されました。

まず、ここ何年かで変貌を遂げた日立精機跡地のマンション群、マーケット通りから桜や白木蓮等の木々の説明を聞きながら進み、南新宿公園の先には蓮の池もありました。

開発を最小限にしてくれていることにホッしました。初めて通る道々に暑さも忘れ、未知の世界へ導かれるようにワクワクしてきました。

日光の杉並木を思わせるような台田の杉並木(第7回景観奨励賞)の日陰をここちよく通りながら、私有地でこれだけの広さを守って下さっている地主さんに感謝。
しばし住宅街を進んで常磐線のガードをくぐると、右に根戸城址の森が見え、左前方奥にこれから向かう船戸の森が見えてきました。

旧武者小路実篤邸を確認後、あまりの暑さで疲れ気味の私達を軽井沢にいるような別世界の船戸の森での小休止は、ここちよい清涼剤になりました。

鳥のさえずり、しなやかにゆれる竹、かすかに通り抜ける風の音に耳を澄まし、この自然を大切にしなくてはとの心を新たにさせてくれました。

学園都市の計画があったというお話や、名入り農産物を日本で初めて試みたのは当地我孫子と云うのも勉強不足の私には驚きで、嘉納治五郎農場の跡地の見学で知りました。
船戸の森
船戸の森で小休止

全てが新鮮に感じ、こんな素晴らしい体験をさせてくれた「私の好きな我孫子の道」。これからも積極的に参加して、我が街我孫子の景観を皆さんと一緒に体で学びそして知る醍醐味を味わいたいと思います。

猛暑から逃れるようになだれ込んだ昼食会場でのビールの美味しかったこと‥‥‥。

幹事の皆様、ありがとうございました。参加された皆様、お疲れ様でした。

■写真レポート(平賀山荘さんのブログ)
スケッチ展『我孫子の風土スケッチ百選』が終了                          佐々木 哲明(会員)
我孫子インフォメーションセンター『アビシルベ』のオープン協賛イベントとして、スケッチ展『我孫子の風土スケッチ百選』が、我孫子駅近くの「けやきプラザ」の2F第一ギャラリーで8月24日〜29日に開催されました。

このスケッチ展は、我孫子の景観を育てる会とNPO法人ACOBAの共催で、我孫子の景観を育てる会の会員の梅津一晴さん、高野瀬恒吉さんと元会員の高橋正美さん3名の方が制作した98点の我孫子の風土スケッチが展示されました。

スケッチは、古墳、手賀沼、利根川、神社・寺、城址、民家、文化人、はけの道、径、路、街道、田舎、路傍、祭りの各テーマに分類されて展示されました。我孫子市に住みながら、意外に知らない我孫子の風景が見つけられたり、見慣れた風景が写真と異なる暖かいタッチで描かれているスケッチは、連日の猛暑の中を来場いただいた方々に一服の涼を与えたことでしょう。なお、今回のスケッチ展の来場者数は、ギャラリー開場後で最高の来場者数を記録したそうです。

我孫子の景観を育てる会では、ホームページのブログも開設していますが、アクセス数の増加になかなか苦戦しています。

スケッチ展『我孫子の風土スケッチ百選』の記事を何度か紹介した1週間でのアクセス数は800件を超え、一日平均のアクセス数は114件を記録しました。
展示会場
景観の会がブログを開設しているサイトでは、全国の約400のNPOのブログの人気ランキングのトップ100が毎日発表されていますが、この一週間は連日50位台から80位台をキープしていました。景観の会のブログも少し安定した広報メディアになりつつあるかなと、ブログの担当者は秘かに一人でニヤリとしています。

■もどる