シリーズ まちの美化に取り組む人々(その20)
    私たちの街をきれいに:CLEAN UP OUR TOWN 2011の取り組み       吉澤 淳一(会員)
ケーブルテレビでお馴染みの株式会社ジェイコムイーストが、10月16日(日)午前10時から11時まで、我孫子駅の周辺で清掃活動を実施しました。全国のジェイコムグループが一斉に行うこの取組は、今年で4回目になるそうです。我孫子市での実施は今回が初めてという事で、当会に協力依頼がありました。

ジェイコムTVでは、市民観桜会、日立総合経営研修所庭園公開等や、会の活動を放送していただいており、今回の趣旨が会の目的にも沿う事から、会からは7人の会員が参加しました。参加者数は、ジェイコムさんの社員を中心にして、一般参加者も含めて117人にのぼり、この地区の活動では最大規模と言えるでしょう。

清掃はゴミ拾いをメインにして(軍手、火ばさみ、ビニール袋が貸与)、我孫子駅北口周辺の住宅地、南口の商業地区で、4つのエリアに分けて行いました。当日は前日の雨が上がって、絶好の清掃日和になり活動しやすい環境でした。

駅近くの住宅地、商業地なので、ゴミは少ないと思っていましたが、道路脇の植え込みの中や、公園の中、駐車場周りには空き缶、ペットボトル、壊れた傘、たばこの吸い殻などが多く、駅前からほんの少し離れただけなのに、酷い有様に遭遇してしまいました。
清掃活動
・我孫子駅周辺で清掃活動
駅前は、これまでに小紙でも紹介してきた通り、沢山の人々が活動していて比較的綺麗なのですが、まだまだ油断は出来ませんね。ジェイコムさんからの報告では、この日集めたゴミは60キロ(可燃・不燃)になったそうです。

皆さんお疲れさまでした。
第15回手賀沼流域フォーラム
           「手賀沼の歴史景観を観る会」に参加して               
滝日 一子(会員)
10月1日午前9時、アビスタ前に集合。曇り空の穏やかな天気に恵まれ、一般参加者28名、スタッフ5名が参加して「手賀沼流域フォーラム実行委員会」主催、企画「我孫子の景観を育てる会」の「手賀沼の歴史景観を観る会」が行われました。

手賀沼遊覧
2時間の手賀沼遊覧
スタッフの乗船が終わったとき、船中の皆さんほとんど全員が備え付けのオレンジ色の救命具を取り付けており、先日の天竜川の川下りの事故が意識されているのを実感。約2時間の船旅でした。

小池ボートの遊覧船で東に向かい、フィッシングセンターで下船し、曙橋周辺を観察後再乗船し、大堀川河口まで西に進み、手賀沼公園に戻りました。沼から見上げる手賀沼大橋の立派さが印象的でした。周辺の美しさ、文字通り緑と水と文化の歴史の誇れる我孫子を身近に感じ、ガイド役の松村さんの豊富な知識と流れるような名調子に魅了されました。水質汚濁ワーストワンから脱却し、水が少しづつきれいになって色々な種類の魚が戻ってきました。この美しい手賀沼を自慢したい気持ちで一杯になりました。

参加者の皆さんからも「2時間があっという間だった」「自然の美しさを満喫出来た」「スタッフの方々の手際よさに感謝」「手賀沼の今と昔、文化人達とのかかわり、流入河川と水質浄化の努力等盛り沢山の話題をよどみなく説明して頂けてとてもよかった」等々。

松村さんの終りの挨拶ぴったりに船着場につき、思わず大きな拍手が鳴り渡りました。

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