名戸ヶ谷あびこ病院の景観の話、その後?             高野瀬 恒吉(会員)
●昨年暮れに、市民会館の跡地に病院が建つと聞いて、小紙1月号に「安易に、建築基準法や景観条例など諸規程に抵触しなければ総てOKとされるのではなく、景観行政のご指導の下で、私たちも知恵を出して、あの地域がユニークなまちなみ景観に修復されること」を希求する旨の投稿をしました。

●当会は、我孫子市景観条例の「景観づくり市民団体」として、また千葉県の「景観づくり地域活動団体」に認定されていますが、民間の建造物構築計画に意見を述べるのは初めてのことでした。2月「景観に対する提言」として都市部長と建設部長宛書簡で、名戸ヶ谷病院建設と周りの景観改修の構想等を議題にしたいと申し入れましたところ、市は受諾され、3月初めに部門関係者間で対話方式の会を持つ事が出来ました。

●「名戸ヶ谷病院構築設計の詳細」については、病院と請負業者から直接に聞くようにとの意向で、市から先方担当者の紹介を受けたので、5月に「名戸ヶ谷あびこ病院建設計画説明会」の実現を見たものです。
●名戸ヶ谷病院の建設請負をする松井建設�蠅麓厠鬚盡鼎�、景観に対する理解を示し、設計担当課長は「病院の感じを和らげるように、建物の外観と空間の取り方に配慮した」と、イラスト図を示して詳しく話してくれました。

●説明会には、近くの町会にも呼びかけましたところ、寿、緑、若松、公園坂通りなど、近隣の各自治会長さんのご出席を頂きましたが、その会の様子を「子の神台自治会」会報"ねのかみ"115号(10月号)に詳しく書いて下さいました、自治会の方々の「身辺の景観修景」に深い思いを感じます。
※自治会のご了解をいただいて、下にそのページを掲載しました。

●建築設計最終案は8月31日市の承認が下り、10月から工事が始められていますが、建物に装着される「サイン」・病院に付属する「薬局」の配置設計等は未定で、今後の課題も残っていますが、設計課長は景観条例・市の指導を守ると共に、当会長にも詳らかに連絡をとるとのこと、景観と業者の友好を信じます。
「子の神台自治会」会報 “ねのかみ”115号(10月号)
ねのかみ自治会報

我孫子の景観を育てる会 現況

・会員数 65名(2011年10月末現在)
  会長 吉澤 淳一
・入会希望連絡先 吉澤淳一
Tel&Fax 04−7184−2856
・定例会 毎月第3土曜日
 近隣センターこもれび内 社協会議室 
 (年会費2千円)
編 集 後 記
津波により瞬時に消失した景観、無に帰してしまった景観には、ひたすら甦りたいとの訴えが潜在しているとのことばに深く考えさせられました。
人間が自然と共に生きるなかで、長くかかってつくられたその土地独自の風土、その風土の復活があってこそ真の復興と言えるのですね。(蒲原隆子)

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