我孫子のいろいろ八景 発表会コンサート
  2013年3月16日(土)  市民プラザ(我孫子市と共同主催)                                  吉澤 淳一(会員)
我孫子の景観を育てる会では、「景観形成市民啓発事業」を市から受託し、「我孫子のいろいろ八景さがし」を企画・実施しました。本年度は、"公園""坂道""成田線車窓"について、それぞれの八景を公募形式で市民の皆さんに選んでいただきました。

この事業は、市民の景観への関心を高め、我孫子のとっておきの場所、隠れた名所や珍しい風景などを探してもらい、新しい景観資源、観光資源の発掘につなげていこうというものです。単純な我孫子八景ではなくて、公園、坂道、成田線車窓のそれぞれについて八つの景を選ぶという画期的な試みです。そして次は、また違うテーマを設定して、それぞれの八景を選ぶという継続性も持っています。
満員盛況、会場のあびこ市民プラザ

当日は、星野市長ご挨拶(青木副市長が代読)に始まり、第1部は選考委員の紹介と3つの八景の発表、第2部は八景と我孫子のいろいろな景観を、歌曲と映像で紹介するというユニークな舞台展開を行いました。中でも成田線我孫子・布佐間の超小旅行DVDに合わせた歌と映像が、満席200人の参加者を魅了していました。
コンサート風景

昨年当会が発行した「楚人冠のメッセージ」の中から、手賀沼の未来を書いた子どもたちの作文も読み上げられました。演出・構成は、我孫子声楽家協会会長の大久保光哉氏、歌は我孫子出身の新進歌手の皆さんでした。

選ばれた3つの八景は、「我孫子のいろいろ八景見聞綴り」として、会場の皆さんに配られました。フルカラーの美しい写真、マップ、案内文で構成されているもので、企画・編集を当会が担当しました。市内各所に閲覧用として置かれ、アビシルベでは4月1日より希望者に配布する予定です。また同会場では、翌2日からパネル展示も行います。

今回の八景は我孫子の景観の氷山の一角で、市内にはまだまだ沢山の見どころがあります。まちや野や水辺に出かけて、新しい景観を探すのも楽しいものがあります。また、来年はどんなテーマで八景探しをするのか、自分なりに想像してみるのも良いでしょう。

“我孫子いろいろ八景”の一覧表は、■当日のレポートへ掲載しています。

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