シリーズ「まちの美化に取り組む人々」-25- 
    「我孫子市さわやかな環境づくり賞」を受賞して          中村 軍治(我孫子北まちづくり協議会委員)
平成25年5月14日 市長室にて、布佐の方と2人で首題の表彰式がありました。小生の約7年前より道路や空き地のゴミ拾いを続けていることに対してのものであります。これを始めたきっかけは、駅周辺が市の条例により、禁煙重点地区に指定されたにもかかわらず、通勤途上に喫煙し、吸い殻をポイ捨てする人が後を絶たず、道路や側溝、特に排水口や桝に捨てる事が多く、折角、区画整理で綺麗になった道路が汚れ、見苦しく感じたからです。また排水路にゴミが集積し、下流で水害の元になります。

過料2万円(当面2千円)と駅の階段入口に注意書きや、たまに広報で報道されるが、一向に効き目がありません。
 活動の日は月曜日と木曜日の可燃ごみ回収日で、朝7時半から8時頃まで、自家のゴミを入れた袋とゴミトングを持ち、家の北側道路や空き地、東側道路から我孫子駅北口近くまで、少し戻ってゴミ集積所へ搬入します。(約200メートル位の範囲)拾う物は、吸い殻を主に、たばこの箱、紙屑、マスク、袋類、空き缶やペットボトル・ガラス瓶(勿論仕分けして置く)等の資源もあるが、割れガラス瓶やガムは、拾うのに苦労します。

雨の日も殆ど実施しています。完全に習慣になっている為かも知れません。
 小生の作業している姿を見て、近所の人は挨拶や、ご苦労様と言ってくれますが、通勤途上のサラリーマン等は何の反応も示さない様です。小学生や高校生が挨拶や黙礼する時があります。ささやかな慰めになります。
我が家では、台所の生ごみや、玉子の殻、魚の骨等はゴミ収集日には出さず、ボカシという発酵剤を混ぜ、一時保管して置き、まとめて家庭菜園にあるコンポストという容器に3月程保管し、作物の基肥にしています。ボカシは福祉ショップのポポラや指定店で販売しており、1袋で約1カ月使え、ゴミの悪臭が殆どしません。余談になりましたが、追記させて頂きました。

※「さわやかな環境づくり賞」については、6月1日の広報あびこをご参照ください。

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