「我孫子のいろいろ八景」を歩こう
3月に「我孫子のいろいろ八景」其の一、「公園八景」「坂道八景」「成田線車窓八景」が発表されました。その内、公園八景と坂道八景について、ウオーキングコースを作りました。「我孫子のいろいろ八景見聞綴り」をお供にして、いろいろな八景を歩いてみましょう。

 今号では、宮ノ森公園から気象台記念公園までのコースを紹介します。
 宮ノ森公園〜気象台記念公園                                          吉澤淳一(会員)
この二つの公園は離れているので、それぞれ単独で訪れるのもいいのですが、ここでは布佐駅を出発して、竹内神社にお参りしてから趣の異なる二つの公園を訪ねて、新木駅に至るコースを紹介します。休憩をいれて凡そ2時間半です。

布佐駅からは、「見聞綴り」にある東口コースではなく、南口から近道を行きます。南口を出たらロータリーを右に行き、「やすらぎの道」を右折して信号の次の角をまた右折すると成田線の久保天踏切に出ます。
「宮ノ森公園案内図」の看板

踏切手前左に「宮ノ森公園案内図」の看板があるので従ってください。宮ノ森公園へ行く前に隣の布佐の鎮守竹内神社に寄ることを薦めます。急な石段は併せて58段、少し息が上がります。石段の右側に緩やかな坂が並行していますが、この道は布佐小学校に通ずる道で、神社へは行けないのでご注意を。(布佐駅から竹内神社まで15分)

宮ノ森公園を散策したらまた元の入口に戻ります。出てすぐ左に行き、一本目を右折したら2本目をまた右折すると先ほど通った和田幼稚園に出ます。幼稚園の前を過ぎて、先ほどの成田線の久保天踏切を渡ります。踏切を渡ってすぐに右折して、成田線に沿って400メートルほど行くと「余間戸(よまど)公園」に突き当たるので、公園の小路を成田線を右下に見ながら進みます。この道は楠、桂、桜などの木の下を通り、布佐南公園まで続く気持のよい遊歩道で、約900メートルほどの道程です。
途中に「勢至前(せいしまえ)緑地」と書かれた道標があります。布佐南公園に入ったら、なだらかな起伏のある広い公園をゆったりと進んで、左手の「やすらぎの道」(布佐南小の前あたり)を新木駅方面に行きます。トウカエデの並木道を約1キロ進み、左手の「すずきこどもクリニック」を通り越して、右手の駐車場角を曲がります。

短い坂を上り右折し、その先の成田線の野口踏切(布佐南小から20分)を渡って国道356号に出たら(ケーヨーD2の前)目指す気象台記念公園はすぐそこです。左に行くとすぐに公園にわたる横断歩道があります。

帰りは公園を出て横断歩道を渡り、右に500メートルほど行き、京葉銀行角を左折するとすぐに新木駅です。
布佐の緑地
※余間戸公園にある「布佐余間戸遺跡」の説明柱(植え込みに隠れて見にくい)に次のように記されています。

 『縄文時代から古墳時代、奈良・平安時代にかけての遺跡で、我孫子市で最古の土器が発見されています。』
それらの土器は、布佐南小学校敷地内にある文化財整理室にあり、教育委員会に連絡すると見学できます。
さがそう!我孫子のいろいろ八景 其の二
「我孫子のいろいろ八景探し」は、いよいよ第2ステージに入りました。
今回のテーマは「まちなみ」「ハケの道」「斜面林・田園」で、それぞれの八景を公募中です。
当会会員、三樹会会員、庭園公開サポーター、旧村川別荘市民ガイドの皆さんも奮って応募してください。
詳しくは、7月1日の広報あびこ、チラシ・ポスターをご覧ください。
応募用紙は近隣センター等公的施設に置いてありますが、当会や我孫子市のHPからダウンロードできます。
編 集 後 記
夏の花・ホウセンカが色とりどりに咲いている。会員のHさんから苗を去年いただいたのが、種がこぼれて増えた。春先のゼラニウムはYさんからのもの。シレネは坂戸市のオープンガーデンを訪れたTさんが苗をいただいて来て、たくさん増やしたその苗をいただいた。こうして様々な花が、庭をそして私の心を明るくしてくれる。
花で繋がる方々に思いを馳せ、当会員が増えていくことをも願い、校正に携わりました。(秋田桂子)

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