「我孫子のいろいろ八景見聞綴り」をお供にして、いろいろな八景を歩いてみましょう。
今回は、其の一の最終回で、我孫子の西側のコースを紹介します。
根戸船戸緑地〜船戸の森の坂〜手賀沼公園〜天神坂〜子之神寄進坂 秋田 桂子（会員） ＊武者小路実篤邸跡（非公開）：坂を下る前に小さな四辻を右折し、数歩行くと細い道の角に案内板があり、そこを左折する。門前に説明板がある。
●ハケの道に出て左折すると、左側は緑地の斜面林、右側は手賀沼ふれあいラインの向こうに手賀沼が見えてきます。
●途中には手入れのされた湧水、築地塀、富士見坂、白山五坂等があり、約20分歩くと、ハケの道は右手から来る手賀沼ふれあいラインと合流します。少し先の信号を右に渡ると手賀沼公園です。公園内の我孫子市生涯学習センター（アビスタ）で小休止もできます。中には軽喫茶"ぷらっと"もあります。
●再び、ふれあいラインに出て信号を渡り右折すると、斜め左に行く細いハケの道が分岐します。そこには「志賀直哉邸跡・白樺文学館」などの案内板があります。案内板から約5m行くとすぐに上り坂が見えます。天神坂です。40段ほどの坂を上ると、左側は、柳宗悦・兼子夫妻の住んだ三樹荘（非公開）で、右側は嘉納治五郎別荘跡地（工事中）です。
●また天神坂を下り、ハケの道を左折します。この道は見どころが満載です。「この付近に歴史・文化の名所あり」の目印として、所々道路がインターロッキングブロック舗装してあります。杉村楚人冠公園下・白樺文学館・志賀直哉邸跡・いくつかの湧水箇所（写真）‥・と続き、小さな休憩スポットの所で道は突き当ります。ここまで案内板から約20分ほどです。
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●突き当りを右折すると「旧村川別荘」の下の入口（棟門）に着きます。その門をくぐって邸内の竹の細道を登って上の門から出ると、右手に子之神神社があります。神社の門をくぐらずに左折して細道を約20m行くと子之神寄進坂です。
●今回の5ルートを巡った八景ウオークは、ここが終着です。坂を下りたら右折して、県道8号線に出て、市役所前からバスに乗って我孫子駅に戻りましょう。
＊「いろいろ八景見聞綴り」（其の一）には、船戸の森の坂 まで約10分と書かれていますが20分と訂正いたします。
＊我孫子駅から手賀沼公園までトイレがありませんので、出発前に済ませておきましょう。
＊旧村川別荘は、月曜日が休館日なので、その場合は別荘の塀に沿って坂道を上ります。上りきるとそこは子之神様の参道で、右に戻るように曲がり、しばらく行くと右手に別荘の上の門を見て、突き当りが子之神様です。
| 編集後記 |
（鈴木洋子）
