まちの美化に取り組む人々―28−  国道6号線歩道の清掃                   吉澤 淳一(会員)
ある朝、国道6号線の久寺家交差点付近の歩道を、箒を持った男性の一団が清掃作業をしていた。よく見ると、背中にMAZDAと書かれたオーバーオールを着ている。聞いてみると、近くの株式会社千葉マツダ我孫子店の社員の皆さんだった。毎週金曜日の朝に行っているというので、翌週訪ねて店長の高野英司さんからお話を伺った。

「この辺は雑草が伸びていて、その中にポイ捨てのゴミがけっこう入っている。これは何とかしなくてはと、5〜6年前から清掃作業を始めた。朝礼の後11人の所員全員で行っている。エリアは久寺家の信号から出光のガソリンスタンドまで500mぐらいの北側歩道。

車から投げ捨てられたのであろう、コンビニのおにぎりの包装、タバコの吸い殻、缶やペットボトル、レジ袋に詰められたもの等、様々なゴミがある。1回の清掃で70リットルの大型ビニール袋に半分ほど集まる。車を扱う仕事をしているので、ドライバーの心無い行為に胸が痛む一方で、隣のマンションの方や、通る人から挨拶されるのが励みになっている」とのこと。
※その後、国道歩道の雑草について、南柏にある国交省柏維持修繕出張所に問い合わせると、年に2回ほど除去作業を行っていて、次回は7月とのことであった。
編集後記

・応募箱の製作
今号のトップ記事は「我孫子のいろいろ八景 其の三」の応募の呼びかけです。
このデザイン・文面とも景観推進室の若きエース小澤氏の作。まさに我孫子市と当会との<協働>を実感します。

そして梅雨にも負けず、老化にも負けず、景観散歩あり霊場めぐりありの活動記録満載の内容です。「旅先での出来事」を念頭に置いて、安全・健康管理をしつつ積極的に出かけましょう!(秋田桂子)

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