2015年新春 手賀沼一周ウオーキング                    足助 哲郎(会員)
快晴の手賀沼に薄氷が張った寒い1月4日(日)は恒例の手賀沼一周20km初歩き。

8:00、アビスタから西に向う。
桜と水をテーマに、2月28日に行う「いろいろ八景発表会コンサート」に思いを馳せ、ふれあいラインの桜並木を進む。昨年閉店セールの貼り紙が出ていた釣り道具屋には客の姿もあり商売を続けている様子にほっとする気分。柏ふるさと大橋越しには、耐震工事の養生シートを外した柏文化会館の4月柿落としを待つ姿。県の北千葉導水第二機場はお休みで、トイレは使えず道の駅まで我慢。

自転車に乗る人歩く人を分けている広い道には多くの人が行き交い、道行く人との会話も弾む。

10:00開店の準備に追われている道の駅レストラン前で半周組と合流し更に東へ。フィッシングセンターには「テナント募集」の貼り紙。同センター前の土手の上から西を望めば薄曇りの雲から浮き出るように眞白な富士山。遊歩道に入りゴミを拾いながら歩を進める。峠下広場のビオトープ撤去工事が進んでいて遊歩道復活の日も近い。工事内容を示す北を上にした地図を眺め、首をかしげて訝かう姿。

県から市への移管が決まった水の館の用途を気にしながら、カッパの噴水に目をやれば、まだ一匹倒れたままでかわいそう。手賀沼大橋脇の漁業組合の水槽を見るたびに思う!ここに洒落たカフェがあったらいいな〜!
出会った鳥たち、アオサギ、ゴイサギ、オオサギ、コサギ、カワウ、オオバン、バン、カイツブリ、オナガガモ、モズ、ハト、バリケン、ハクセキレイ、セグロセキレイ、スズメ、カラス、モズ、ノスリ、アカハラ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリなど・・・。カワセミは姿を見せず。

12:30、予定通り我孫子駅南口のレストランに参加者全員15名集合して乾杯!!!

今年もいっぱい良いことがありますように!
"平成26年度 千葉県認定景観づくり地域活動団体意見交換会"に出席して     鈴木 洋子(会員)
12月10日(水)午後、千葉県庁にて意見交換会が開かれた。私は昨年に引き続き2度目の出席だったが、今年は 2団体が新しく認定され、合計 13の内 8団体10人の参加で行われた。

最初に、新しく認定された「下田の杜(しただのもり)里山協議会」と「うらやす景観まちづくりフォーラム」から活動の説明があった。「下田・・・」は柏市の「酒井根下田自然拠点」という、一人の地権者が所有している土地の一部を、メンバーが手入れをしたり稲作作業を子ども達や学生と共に行って、里山景観を守り育てている団体で、19年継続しているそうである。会として、見学するのもよいのではないかと思った。
「うらやす・・・」は、浦安市が町の殆どを市街地が占めているという特殊な地域なので、海と川に囲まれた美しい景観のまちづくりをめざしていこう、というグループである。
その後、各団体がそれぞれ5分ずつ活動紹介をしたが、私は、当会のパンフレット、見聞綴り其の一と其の二、あびバス景観散策マップ、活動状況と活動の写真をもとに説明した。時間が短く思ったほど十分に説明できなかったことは残念で、反省点でもあった。でも「見聞綴り」を手に取り、『きれいで立派ね』という声が聞こえてきたのは嬉しかった。

メインの意見交換の議題は、成田山新勝寺の参道のセットバックを実現させた「花崎町街づくり研究会」の活動で、意見統一する難しさと、費用負担が多額だったため、商売を閉めてテナントビルにしてしまった商店があり、その後の店先の景観(看板など)の統一感がとれなくなってしまった、という問題だった。

一方、参道の4町の内、新勝寺に一番近い町は、車の進入が少ないため、あえてセットバックを選択せず、昔の良さを残す事を決めたそうである。しかしながら、どちらも人に集まってもらうことがまずは大事であるという、共通認識のようだったが、他団体との意見交換にはならず、大学教授の出席もあったが、特に助言は無く残念だった。

景観に関する認定団体といっても、取り組み方は様々だが、"いい景観が大事"という点では共通しているのだと感じた。殆どがボランティアで地道に活動を継続していることは、すばらしいと思った。

■もどる