"市民のチカラ 来て 見て 参加して"
2015年9月26日(土)・27日(日)、けやきプラザで、2つの市民活動イベントが同時開催された。第1回「我孫子のこれからフォーラム」では、2つのパネルディスカッションに吉澤会長と宮内役員がパネラー出演した。
「第2回市民活動メッセ」は、当会の活動をパネルと映像で紹介し、飯田役員が来訪者対応をした。アウトドアでは、当会会員のガイド付き「あびバス景観散策」を3コースで実施した。
「我孫子の観光資源を考える」「まち歩きガイドってなに?」            足助 哲郎(会員)
「我孫子の観光資源を考える」「まち歩きガイドってなに?」(あびこ市民活動ネットワーク主催)が9月26日(土)けやきプラザ9階ホールで開かれた。このパネルディスカッションに当会会長の吉澤淳一さんがパネラーとして出演した。

パネルディスカッションに先立って、NPO法人鎌倉ガイド協会、元会長川合淳夫氏から「古都鎌倉から北の鎌倉へのメッセージ」と題する講演があり、「個人が勉強してガイドの基本を習得して楽しみながらガイドをしています。楽しいから人は集まってくるし、協会も明るい雰囲気があります。良いガイドとはスキルが巧みで話が旨いのではなく、観光客に親切な対応が出来ることだと思います。鎌倉のガイドそのものが、鎌倉の観光資源だと考えています。」というお話があった。

あびこ市民活動ネットワーク副代表の藤木さんの司会で進められたパネルディスカッションには吉澤さんのほか、市から商業観光課課長染谷明宏さん、あびこの魅力発信室長深田和彦さんと鎌倉の川合さんが加わり進められた。主要点は以下のとおり。
我孫子の観光資源としては観光振興計画にあるとおり、手賀沼、自然林、野鳥と鳥博、平将門等が挙げられるがどうやって観光客に伝えていくか!マスメディアによるPRもさる事ながら口コミも効果的、我孫子市民全員が観光大使になったつもりでPRしていくことが重要!

手賀沼遊歩道をウオーキングやランニングなどで訪れる人たちにリピーターになってもらうためにはトイレの整備、休憩所、レストラン、シャワー室の設置などが必要ではないか!

吉澤さんからは具体的に我孫子の景観を育てる会が進めている「我孫子のいろいろ八景」「あびバス景観散策マップ」作りの紹介があったほか、我孫子市内のまち歩きガイド団体をコース別に設定してアビシルベでガイド申し込みを受け付けるシステムを作ってはどうかという提案があった。参加者は40人。
「あびこ市民活動サミット2015」(まちづくり分科会)         宮内 昭男(会員)
けやきプラザで9月26日に開催された、パネルディスカッションのテーマは「活動の担い手、高齢化の解決策はあるか」という少し暗いテーマだった。議論はかみ合わないところもあったが予定時間をオーバーしそうなくらい盛り上がった。当会も含め4グループで問題提起を行い、参加者全員で今後の進むべき方向を話し合った。

私からは、「年ではない、意欲のある人を積極勧誘すれば高齢化自体は障害にならない、楽しくやっていればおのずから人は寄ってくる」と主張した。
今回出席して感じたことは、「趣味性が強いグループ」と「社会性の強いグループ」では、この問題に対する解決方法は違うのではないかということだった。「社会性の強いグループ」は地方自治体等(市、町、自治会)との協調が問題解決に不可欠であると思った。参加者は30人。

※この記事担当の宮内さんは、写真の左端です。
第2回市民活動メッセ                                        飯田 俊二(会員)
9月26日(土)27日(日)、けやきプラザ2階ホールと周辺を使って開催された。

2日間で3,500人の来場者を迎え(主催者発表)、前年より充実したメッセとなったようだ。

当会は、ボードで我孫子のいろいろ八景、あびバス景観散策マップを中心に紹介を行った。関心を示してくれる方が多く、特に若い男性がブースに立寄り関心を示してくれたのは、過去にはないことだった。

オープニングでは我孫子の歌とともに我孫子のいろいろ八景の映像が映し出され、当会の紹介映像を含めて好評で、いいメッセになった。
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