◇あびバス景観散策会
「我孫子のこれからフォーラム」のプログラムの目玉、<まち歩きで 我孫子の魅力 再発見>では、当会は26,27日の2日間にわたって《あびバス景観散策会》を実施した。既に完成しているマップ「船戸・台田ルート編」「栄・泉・並木ルート編」「新木ルート編」を素材にして、3つのコースを企画した。どのコースも散策日和になり、初のガイド付き《あびバス景観散策》を参加者共々楽しんだ。各コース共に定員10名で実施した。

各コースの詳細は、「あびバス景観散策マップ」を参照ください。
◎船戸・台田ルート編 根戸新田・船戸・白山コース 約4キロ
☆ガイド:秋田桂子、奥山久美子、齋藤祥子
☆参加者:7名(市内5名、市外2名)

このコースは、嬉しいハプニングがたくさん!
本会賛助会員の瀧澤さんがバス降車場所で待っていて、途中まで名解説をしてくださった。
参加者の中に根戸城址に住んでいる方の身内の方がいらして、中に入れていただいた。
旧武者小路実篤邸跡で管理会社の社長さんが偶然いらして、ここでも中に入れていただいた。
農産物販売所「あびこん」は新米祭りで祭りの賑わいを楽しめた。アンケートには「文化人ゆかりの地や手賀沼などいろいろな観光スポットがあってよかった」「楽しかった」「気持ちよかった」とあった。(秋田桂子記)   右の写真は八坂神社
◎新木ルート編 日秀・中里コース(除く天照神社) 約4キロ
☆ガイド:中塚和枝、柏倉達子、柏倉輝雄
☆参加者:10名(市内9名、市外1名)
出来上がったばかりのマップを片手に、ゆったりとした散策だった。『将門ゆかりの・・・』の響きに誘われて来たという方。神社の横の道から眺めた『広大な手賀沼干拓地』は、マップの写真と同じ構図だと大喜びの方。斜面林の坂道を下り、谷津の常敷堤を歩き、中里市民の森へと上がり鎌倉道の説明板を読んだ。

「その非日常的散策が素晴らしかった」「きれいに清掃された諏訪神社に感動した」「里道や大樹の多さに感動した」「あびバスにもっと乗りたかった」等々の感想。休日の開催だったこともあり若い方が多かった。アンケートで他のコースにも参加したいという方が多く、今後の企画を立てる参考になると思った。(中塚和枝記)

左の写真は中里市民の森
◎栄・泉・並木ルート編 柴崎・天王台コース(除く北新田) 約2キロ
☆ガイド:鈴木洋子、木村靖弘、山中浩一、横山誠一
☆参加者:11名(市内4名、市外7名)
常磐線の隧道をバスでくぐり、柴崎台1丁目で下車して平将門ゆかりの柴崎神社へ石段を上がると、雨上がりの境内にキンモクセイが香っていた。次の円福寺では、鯖大師を見る前にミニクイズを出し和やかになる。

東源寺では、マガヤの古木を見上げ大きさを実感する。石尊宮の小さな祠に、イボとり信仰の「刀があったぁ!」と、若いお父さんと一緒に参加していた2人の子ども達が喜んでいた。里道では「こういう道大好き」とご婦人がおっしゃり、柴崎の名主邸では「立派ですね」と皆さんが感心していた。初めて来たという方が殆どで、距離も短めなのでゆっくり散策でき、いいコースだと思った。(鈴木洋子記)

右の写真は円福寺
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