「我孫子のいろいろ八景歩き」が始まりました。各コース参加者のレポートを紹介します。
☆布佐・新木の三大緑地公園コース(11月22日)             日暮 幸子(我孫子市)
我孫子に在住している年月は、転勤で抜けた時期を除いても35年を超えますが、何と地元の事は全くと言っていいくらい知らない私です。

実はこの八景歩きに申し込んだ時点で既に定員の25名に達していて「行ってみよう」という高揚した気持ちが宙ぶらりん状態に! ばれない様に後ろから何食わぬ顔でついて行けば…という奇抜な案も飛び出しましたが、日頃の行いの良さが幸いしてかキャンセル待ちで晴れてメンバーに入ることができた次第です。

当日は薄曇りでしたが絶好の散策日和となりいざ出発です。布佐駅を後にまず和田城跡、今の和田幼稚園の地が歴史に深く関わっていたという伝説にまず驚きました。次は竹内神社[右の写真]。名前は良く聞いていたのですが、子連れ唐獅子、六根のご神木などガイドの方の説明がなければ私など気付きもせずに通り過ぎてしまうでしょう。

宮ノ森公園は今回の三大緑地公園の一つ、なだらかな高低差がきれいに整備されて、本当に癒される憩いの場だと感じました。春の桜は圧巻だという説明も心から納得できます。秋には国際野外美術展も開催されているそうで興味をそそられます。
竹内神社(我孫子市布佐)
布佐平和台の手入れのいき届いた美しいまちなみに見とれ、余間戸(よまど)公園を通り勢至前(せいしまえ)橋という耳慣れない名の跨線橋へ。成田線車窓八景の一つだそうです。確かに緑の谷を通るカーブは趣がありますね。勢至前緑地のロマンチックな小径を抜けて広い布佐南公園へ。ここも桜の季節にはあふれるような華やかさだそうです。最後の気象台記念公園で今日の充実した散策は終わりです。ありがとうございました。
☆湖北台のまちなみと田園コース(12月6日)         吉田 周(我孫子市)
「湖北台のまちなみと田園コース」に、家族4人で参加しました。広報あびこをみて、無料で軽い運動になるちょっといい企画と思い、家族4人でのんびり地元の街歩きするのも良いと参加することにしました。

12月6日日曜日の午前9時半から11時半ごろまで半日、少し風がありましたが、青空が広がり良い天気で気持ち良く歩くことができました。コースは以下のとおりです。

湖北駅南口から湖北台の街並み:駅近くながら静かな落ち着いた通りです。また、住宅街の庭も労力と時間をかけて作られていて、街に溶け込んで魅力的です。なかにはプロが作ったような凝った庭もあります。

・湖北台中央公園:毎年11月には産業祭りで賑わう大きな公園です。
・けやき通りの坂:大きな湖北台団地の近くの坂で、当日は団地の方々が団地の掃除をしていました。とてもよく整備されていて綺麗です。
・手賀沼干拓地:とても見晴らしの良いところで広大な田園の景色が見られます。
・岡発戸・都部の谷津:プロゴルファー青木功で有名な我孫子ゴルフ倶楽部のとなりにあります。小川と遠くの森と空が綺麗です。掲示板から景観づくりに対する地元の方々の活動が伺えます。[右の写真]
・四季の道:普通の道ですがとてもよく、銀杏並木がきれいに整備され世話されていました。
・正泉寺:鐘楼門が珍しく、三本の大木が歴史を感じさせます。
岡発戸・都部の谷津

市役所の方の支援もあるようで、地元の方々の街づくりに対する思いが伝わってくるコースだったと思います。子供も、知らないおばさんに飴をもらって喜んでいました。

終わったあと、洋食レストランでランチして帰りました。湖北には11月の産業祭りに毎年行っていましたが、それ以外にはなじみがなく、ちょっといい場所や景色のいろいろな発見があり、都市や観光地にない魅力、ゆるい時の流れを楽しむことができました。
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