2016手賀沼流域フォーラム「手賀沼の歴史景観を観よう」開催
10月1日(土)美手練主催(※)の標記イベントを、当会の企画・運営で実施した。
当日は、広報あびこで募集した参加者32名が、松村会員の名ガイドで船上より手賀沼の景観を楽しんだ。 ※美手連:「美しい手賀沼を愛する市民の連合会」の略。
手賀沼クルージング                                     亀田 清隆(参加者)
  雨模様にもかかわらず30人ちかくの老若男女が集まった。私の今年二回目のクルージングは手賀沼、小型船。ちなみに一回目のクルージングは地中海、全長300m、船高60m、10万tの巨大船。しかし小型船には船室からの目線が水面に近く水との一体感が強く感じられるという素晴らしさがある。

  名ガイドの声でウトウトしていると窓ガラスに大きな衝撃が起きた。何かがぶつかったらしい。衝撃は2度3度と続き沈没の恐れに船内は戦々恐々となった。何が起こったのか、少年A君の説「テッシーが眠りを邪魔する船をうるさいとぶつかってくるのですよ」、老人B氏の説「沼の主が船上の美人をわがものにと船を沈めようとするのだよ。今日はすぐすんだね」

  蓮の群生がまた増えたようだ。花も目立たず食物としてもダメ、邪魔者扱いされているが「ドッコイ、生き抜いてやるぞ!」と言っているようにも思える。

  40年前、初めて手賀沼と対面した時、悪臭と水面を漂うゴミと魚の死骸に驚き、日本一に感心したことを思い出した。


  高々百年程度の間に人々が食い物最優先から環境第一へと価値観を大転換させたことが驚きである。移ろいやすいは人の心。100年後の手賀沼はどうなっているのだろうか。

※写真は船内で説明を聴く乗客
2016年『市民のチカラ』に参加して                           中塚 和枝(会員)
  今年も『市民のチカラ』はけやきプラザの館内と外で9月24日(土)、25日(日)に開催されました。

  当会のブースは2階ホールで、八景歩きのパネルやマップ、日立庭園公開のチラシなど展示しました。

             ※当会の展示ブース
  市民観桜会、日立庭園公開等の活動は皆さまに周知されていますが、「我孫子のいろいろ八景」はまだ十分に知られていないと思っていました。
  八景探しを3年間、八景歩きを始めてから2年目。その活動が新聞や、地域TVなどで取り上げられ、皆さまに認知されたらしく、2日間でブースへ訪れたお客さまは50人以上、会員の方も延べ35人参加しました。

  そして皆さまとの会話の中で、八景歩きの今後の方向性が示唆されるようないくつかのヒントなどをいただき、当会の活動に暖かい応援をしてくださっていると感じました。
  ホールの照明も前年より明るくなり、ブースの配置の若干の変更により程よい混雑感がありました。

  さらに中央学院大学生が学園祭のチラシ配布をし、川村学園生のトマトジャムの販売などの参加が会場を華やかなものにしていました。来年も両大学生のブースでの参加など、ぜひ考えた方がいいのではと思いました。
旧村川別荘竹灯篭の夕べ                       田中 友紀恵(教育委員会 文化スポーツ課)
  10月7日(金)・8日(土)に行われた「竹灯篭の夕べ」は、今年で10回目を迎えました。庭内の竹で作った650本の灯篭が、お客様をお迎えしました。7日はSPレコードコンサート、8日は鈴木鈴子氏ら4人によるコカリナ、ギター、そして初となる鉄琴との合奏でした。

  SPレコードでは第1部でシャンソンの聴き比べを、第2部では映画音楽、女性ソプラノ、バイオリンの曲をお送りし、昔ながらの蓄音機での演奏をゆったりと聴くことができました。2日目のコカリナ、ギター、鉄琴との合奏では、素敵な音色が旧村川別荘へ響き渡り、思わず口ずさむ場面もありました。

  2日目は午後に降雨がありましたが夕方にはそれも上がり、両日とも幻想的な竹灯篭の雰囲気の中、開催することができました。(来場者は2日間で350名)

※写真は教育委員会提供

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