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今年の9月、モネの絵「睡蓮」を連想させるという岐阜県関市にある通称「モネの池」に行った。ちょっとした貯水池ぐらいの大きさだが、口コミで段々と有名になったらしい。 透明度の高い湧き水に一面に広がって咲く睡蓮。その中を錦鯉がゆうゆうと泳ぐ様子はハッと息をのむ美しさであった。額に赤いハートマークのある立派な緋鯉もいて、とても印象が強かった。 |
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お酒を飲んでいたら、筆がスイスイ進んでしまいました。自分は子供がいないので、「寝たきりになったらどうしよう」というのが数少ない心配ごとでしたが、この本の題名に惹かれ立ち読みしたところ、長年の心配が解消しましたので投稿させて頂きます。 私が自分の「終末」について、安心(決心)できた本の題名『欧米に寝たきり老人はいない』についての、お話です。 スウェーデンでは高齢者がものを食べなくなっても、点滴や経管栄養を行わないとのことです。なぜならば、食べられなくなったら、そのまま死を迎えることができるから本人も、家族も、医師も、それが当然だと受け止めているからとのことです。 スウェーデンの医師は「死を迎えるしかない意識も朦朧としている老人が、点滴等で生きている人生なんて、何の意味があるのですか?」ということで延命治療をしないのが普通とのことです。 |
「欧米にも寝たきり老人が全くいない」とは著者も否定していますが、日本のようにチューブから栄養を受け、一言も話せず、何年も寝たきりのままの老人はいなかったとのことです。 私は、この本の題名の意味が理解できたお蔭で、「介護されなくても済むと思い」救われました。 あなたの選択は、どうですか? 私は立ち読みでしたので、敬意とお詫びを込めて紹介いたします。 『欧米に寝たきり老人はいない』(宮本顕二・宮本礼子著 中央公論新社) |
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