我孫子の景観を育てる会 | 第83号 2018.1.20発行 編集・発行人 吉澤淳一 我孫子市つくし野6-3-7 創刊 2002/3/29 |
明けましておめでとうございます 会会長 吉澤 淳一 | ||
年頭にあたりご挨拶を申し上げます。 1月4日、恒例の「新春手賀沼ウォーキング」で、今年も当会の活動の幕が開きました。 ここで昨年を振り返ってみますと、多くの会員が活動に参加し、実り多き年でした。 「我孫子のいろいろ八景」事業は、前半3年の「八景探し」に続き、後半3年の「八景歩き」を終えて、その集大成を迎えました。マップの発行は、新たな4コースと「水八景」を加えて、14巻にのぼりました。この年の「八景歩き」の一つ目の特徴は、定例の散策会以外に、市内外の複数のグループからの参加がみられたことです。2つ目の特徴は、PRポスターが阪東バスの全路線 62台の車両に、1年以上も無料で掲載していただいていることです。 市内の隠れた景観資産を掘り起こすもう一つの事業、「あびバス景観散策MAP」は、PART4「布施ルート・根戸ルート編」を刊行し、7年掛けて全ての路線のマップを揃えました。「八景マップ」と共に、「景観水先案内書」として活用されることでしょう。 2つの庭園公開事業の内「第14回市民観桜会」は荒天で中止を余儀なくされましたが、「日立総合経営研修所庭園公開」は春(第25回)・秋(第26回)共に好天に恵まれて、成功裡に終わりました。 会員の研鑽の目的である「景観散歩」は、これまでの2回から春の開催1回のみにしましたが、貴重な機会として継続しています。 歴史景観に触れる機会を提供している、恒例の「布佐の歴史景観散策」「手賀沼の歴史景観を観よう」も好評でした。 また、我孫子市史研究センター主導の「郷土資料館」推進活動に、5団体の一員として参加しています。 |
「景観あびこ」に連載中の「我孫子景観基礎研究」の記事は、専門性の高い説得力ある事例紹介と考察で、これからの我孫子の景観・まちづくりを考える上で、参考にするところ大です。 行政との協働では、前述の事業以外にも千葉県との協働がありました。「千葉県認定景観づくり地域活動団体」として、君津市久留里での意見交換会に参加しました。「うらやす景観まちづくりフォーラム」ご来訪の際には、浦安市と共に県の職員も同道されました。また、県のホームページに「日立総合経営研修所庭園公開」告知記事を、写真と共に掲載していただきました。 このような活動を踏まえて私たちは平成30年を迎えましたが、大きな課題があります。それは「高齢化」です。活動の主体である一般会員数は、平成25年の61人をピークに年々減少し現在は44人です。定例会の出席者は、一時は30人近くまでに達しましたが、今では20人を切っています。「我孫子のいろいろ八景」事業の参加人員も、年ごとにメンバーが微減しています。庭園公開の参加スタッフは、半数が会員以外の方で構成されており、会員の力だけでは運営できないところまで来ています。 こういう中で、「我孫子のいろいろ八景歩き」、「庭園公開」をはじめとする諸事業は今後も力強く推進していきますが、それぞれ身の丈に合った活動の姿を、皆さんと共に検討してまいります。「景観あびこ」やホームページを駆使した情報発信力のさらなる強化も必要です。 幸いにして新しい仲間も加わってくれました。委縮することなく、新しい企画にもチャレンジしていきましょう。出来るひとが 出来ることを 出来るときに 楽しく! |
|
平成30年 新春手賀沼ウォーキング 川上 邦子(会員) | ||
●1月4日、前日の強風も止んで穏やかな晴天に恵まれ11人の参加者でアビスタを出発しました。若松地区では会や会員の方寄贈の桜の木を探し、まだ固く小さい蕾でしたが、春に花が咲いた頃にまた探しに来たいと思いました。 ●道の駅での休憩後は風が少し強くなってきましたが、手賀沼の対岸から見る我孫子は、緑よりマンションや住宅が多くなっている事を実感し、手賀大橋や展望台から富士山を見る事ができたり、二年続けてカワセミを見つけた方がいらしたりと、一人で歩くのとはまた違ったウォーキングでした。何よりお喋りしながらのウォーキングは楽しく、8km も短く感じられました。 ●ウォーキングの後は、4人の会員の方も加わって新新飯店で乾杯!! ウォーキング完歩の後の一杯は美味しかった!! 来年は私もカワセミに出会えるようまた参加したいと思っています。 ●最後になりましたが、昨年の庭園公開から会に参加させて頂いています。前日のお手伝いの時から皆さんに親切に優しく接して頂き、こんな方達と一緒だったら楽しく活動できるのではと思ったのが入会の動機なのですが、よろしくお願いします。 |
・対岸・柏市側の遊歩道で |
|
■もどる |