景観散歩 ―第26回― =栃木市= 6月2日(土)
               “景観散歩従軍記”                                           
瀬戸 勝(会員)  
今回の景観散歩訪問先は「蔵の街栃木」で、ここは第2回(13 年前)に訪れたことがある。江戸時代から昭和初期まで巴波川の水運で栄えた町並みがその後どうなったか、あるいは変わることなく趣のある眺めを残しているか、この目で確かめたかった。

国道294号を北上、筑西市(旧下館市他)から国道50号を西進、栃木市に入る。途中麦畑が多いのが目を引いた。

到着後先方のガイドさん二人を紹介され、2班に分かれて街並み散策。前回見学時印象深かった建物はほとんど健在、いずれも間口は広くないが奥行が深く、更にその奥に庭園をしつらえ、お稲荷さんまで設けるのが通常のパターンという。しかし中には商いが途絶え、傷んだままの店舗もあり、何とか対処できなかったのかと心が痛んだ。

「とちぎ蔵の街美術館」前にて

シックなデザインの行灯が川岸に並ぶ
景観重要建造物の肩書のある建物の中で幸来橋近くの「塚田歴史伝説館」が健在だったのが嬉しかった。また川沿いの店がシックなデザインの行灯を川岸に並べていて風情十分。小谷さんの写真(上)をご覧あれ。

山車会館で祭りの映像を見たあと昼食。立派な内容に感激後太平山に向かう。少し時間的にタイトになったが、幹事さん懸命のやり繰りで切り抜け帰路へ。と思ったら突然県高齢福祉課の方が駐車場に待っておられ、ガイドさんの活動を「県民だより」に載せるといって記念写真を撮るというハプニングに出くわす。これもいい思い出のひとつになるだろう。

前日の確認電話に始まって、種々お心配り頂いた幹事の皆さん、そして終日安全運転に努められた倉持ドライバーさん、ありがとうございました。又どこかいいところへ連れていってください。
シリーズ「まちの美化に取り組む人々」−39−天ちゃん あ!美ふるクラブ
                                            
吉村 明男(クラブ会員・地域会議事務局)  
JR常磐線天王台駅南口の駅前ロータリーが私達の美化活動の場所です。

6月初旬に、花壇に3回目となる、春〜秋咲きの花苗等を植えました。観葉の「コキア(ほうき草)」「コリウス」と花の「千日紅」「マリーゴールド」です。よく手入れされた花壇で、サツキの樹ともども、スクスクと育っています。これから夏にかけて成長し、晩秋にかけてあざやかに花壇を彩ってくれるでしょう。

でも、1年前のロータリー花壇は、銀色の穂を持つ「チガヤ」が腰のあたりまで伸び放題で、サツキも枯れ木が目立ち、道路部分にはポイ捨てられた「煙草の吸殻」が落ちているなど、誰にも注目されず、ほったらかされて、すさんだ感じの駅前広場でした。

天王台南地区地域会議では、天王台南地区の玄関、南口ロータリーを、何時でも花咲く駅前広場にしたい!!天王台駅利用者、天王台来訪者の心を和ませ、楽しんでほしい。そんな思いで、ボランテイアを募集、昨年5月に我孫子市のA−Rap制度を活用した「天ちゃん あ!美ふるクラブ」を発足しました。会員は、40歳代〜70歳代くらいの、男性23名、女性7名です。

この美化活動は、参加者一人一人によって支えられ、ボランテイア精神によって成り立っています。これからも力を合わせ、1年中、花咲くロータリーを維持していきたいものです。
花の植え替え作業

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