シリーズ「まちの美化に取り組む人々」 (2編)
−40−   J:COM CLEAN UP OUR TOWN 2018に参加して         鈴木 洋子(会員)
10月6日(土)けやきプラザ広場に9:45に集合。今年もJ:COMさんの清掃活動に、初参加の川上さんを始め、飯田さん、柏倉さんご夫妻と私の5名で参加した。

他には社員の方と友の会の方などで、4班に分かれて我孫子駅南口周辺のごみ拾いをした。当会の5名は、駅から東に進み356号を渡り、新しい道から香取神社脇を通って、1時間ほどで集合場所へ。

土曜日は通勤の人が少ないこともあり、たばこの吸い殻は少なく、それ以外のごみも少ない。また住宅周りのごみも殆ど無いので、きれいなまちだと改めて感じた。毎年各地でこの活動を実施していて、企業のこういった社会貢献は、企業イメージも人々の意識も向上するので、大事なことだと思った。また来年も参加したい。
※写真提供:(株)ジェイコムイースト東関東局
−41−   生涯大学OB「チーム絆」 吉澤 淳一(会員)
11月中旬の事、三樹会に向かう途中で公園坂通りを行くと、歩道脇の雑草を取っている男女のグループに出会った。なんと、その中に賛助会員の岡島さんがいて話を聴くことができた。聴けば皆さん生涯大学の同期生で、市民観桜会や日立庭園公開のスタッフとしてお世話になっている、顔見知りの方々であった。

メンバーは男女9名、平均年齢は70歳を少し超えたあたりで、皆さん若々しい。リーダーの岡島さんは「昨年4月に『チーム絆』を立ち上げ、毎月第2木曜日に活動している。」と話してくれた。市にボランティア登録をして、公園坂通りと我孫子駅南口近くの西公園、東公園の清掃を行っている。公園緑地課、道路課に相談し、道具の貸与、ゴミ袋の回収をしてもらっている。

その日は公園坂通りの上から見て左側の狭い歩道のごみを拾い、しぶとく生えている雑草と格闘、ポリ袋5袋も集まっていた。車の往来に注意し、安全確認をしながらの作業である。通りがかりのご婦人から「きれいにしていただき、ありがとうございます。」の声に思わず草を抜く手に力が入る、とはある男性メンバーの話。

・公園坂通り

チームの基本的なスタンスは、当会と同じで、「出来るひとが出来ることを 出来るときに 楽しく」にしているとのこと。
旅先の1枚 -14-    陽が射す縄文杉!
                                                         龍岡 慎一(会員)
12月上旬に旅ラン(注)で鹿児島、屋久島を友人と共に楽しみました。鹿児島では一日観光バスで長崎鼻、竜宮神社、池田湖、知覧特攻平和会館や薩摩の小京都、知覧武家屋敷庭園などを見学。桜島でハーフマラソンに出走し、高速船で屋久島に移動しました。

そして目玉の縄文杉トレッキング当日は、朝4時半過ぎのバスで荒川登山口に向かいガイドと合流し往復22km、10時間半の登山にチャレンジ。展望デッキは正面、南側、北側と3カ所ありますが、この写真は最も最近に出来た正面右側の北側デッキからの写真です。発見されてから約50年経ちますが、今も屋久島の森に威厳を保っていました。
(注)旅行とランニングを同時に楽しむことを指す造語。

編 集 後 記
  今年も新春号の発行の運びとなりました。本号4ページに「我孫子駅写真展」の記事が載っています。ある日、駅の階段を降りていくと、熱心にその写真を眺めている男性を発見。嬉しくなって声をかけようと近寄ってみると、なんと吉澤会長でした。私も並んで見ました。
  その時、ある芝居のシーンを思い出しました。「一人が上を見上げていると、次々にやって来た人も次々に上を見た。初めに上を向いていた人が『やっと鼻血が止まった』と言った」というオチです。
  初めに上を見る人がいなければ人は次々に立ち止まりません。今年も、「景観」について積極的に人に立ち止まってもらい、気づいてもらう行動をしていきたい編集委員の願いです。(秋田桂子)

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