「私の八景歩き」 −3− ざんねんな公園八景・五本松公園            秋田 桂子(会員)
昨年、今泉忠明著『ざんねんないきもの事典』がベストセラーになり、瞬く間に「続」「続々」と次々に刊行された。今年になると『偉人を生んだざんねんな子育て』(三田晃史著)も。

そこで、これに倣って私は、「ざんねんな公園八景」として五本松公園を取り上げたい。
八景歩きの「湖北コース」では湖北駅から湖北中央公園を通り、ふれあいラインの広大な干拓地を前に「あの先に見える緑の所が『五本松公園』です」と案内しながら右へ曲がってしまい、五本松公園には行かない!

五本松公園は平成24年に「公園八景」として、宮ノ森公園、気象台記念公園、湖北台中央公園、手賀沼公園等とともに選ばれた。宮ノ森公園や気象台公園は「布佐の3大緑地」と謳われているし、手賀沼公園は都内から最も近い沼があるので「我孫子の顔」として誇らしげであるのに。天王台コースの「ハケの道と坂道の岡発戸こもれびコース」に《健脚コース》として隅っこに書かれているが、通常の八景歩きでは行かない。観桜会では我孫子ゴルフ倶楽部に行くために駐車場を借りることはあっても五本松公園内には行かず。‥何とざんねんな公園!

そこで、私は、「近隣センターこもれび」を出発点として歩いた。我孫子ゴルフ倶楽部の塀に沿って歩くと「岡発戸市民の森」に着く。ゴルフ場の石塀が取り払われフェンス越しの風が心地良い。そこから「景観賞」を受賞のなだらかな美しい「岡発戸峠の坂(坂道八景)」へ。鳥のブロンズ像も景色に溶け込んで置かれている。早春は梅の匂いも芳しい。そして「滝不動」へ。「NPO 法人住み良いまちづくり研究所」の方々のお陰で美しく整備されている。この藤棚が志賀直哉の小説『矢島柳堂』の舞台とは知らなかった。今日の収穫!そこからハケの道を通って、ふれあいラインに出ると右手に五本松公園が近い。ここは、背の高い常緑樹が多いため冬でも緑があり、野鳥にとっても住み心地の良い所だ。公園内は起伏に富んでいて、好きな道を歩くほどに汗が出てくる。
道を進めば、手賀沼が広々と見えてくる。我孫子市立第一小学校長を務め、のちに参議院副議長となり我孫子の名誉市民でもあった加瀬完の碑も威厳がある。その先のキャンプ場へは吊り橋 <あいあい橋>(1996年、名称募集で制定された)を通って行ける。ここでは、バーベキューも楽しめる(事前の届け出が必要)。

最後に、何故「五本松」という名前なのかが気になった。「五本松」という名前からして、5本の松があるに違いないと探してみたが、入り口近くに2本しか見つけられなかった。そこで、公園課に問い合わせると「以前は5本の松があった。あの地域に<小字>として今も五本松という名がある。所有者の屋号でもあった」とのことだった。

先に挙げた「ざんねんな‥」の本は、「ざんねんな」と言いながら実は「素晴らしい」「個性的な」「違うからいいのだ」という意味も含まれていることもお気づきの通り、五本松公園も他とは違う実に素敵な公園である。さあ、定例会の後は、五本松公園へ GO!

 
若者とシニアのワールドカフェ                        中塚 和枝(会員)
           
「100 年ライフを考える〜1人、1人の視点が解決につながる」に参加して
2月15日(金)、あびこ市民活動ステーション主催の表記のセミナーに参加をした。

当会の鈴木さんから「会の紹介と我孫子のいろいろ八景歩き」、東洋大学のグループ「CIVIC」の柊平(くいびら)さんから「アニメの聖地沼津のまち歩き等」の事例発表の後、参加者20人が3つのグループに分かれて話し合った。話し合いは、“2100年の我孫子はどんなまち?”をテーマに、「他者の意見は否定しない」「簡潔に平等に発言」「結論は出さない」「発表もしない」「トークを楽しむ」というワールドカフェのルールで、2回席替えをし、3回目は元の席に戻るというもの。テーブル上のメモから、若者とシニアの視点の違いなどを比較し、共感共有する。

「CIVIV」のまち歩きは、スマホを片手に各自が景観に限らず、観光、交通、福祉などに関心を持ち、それらの視点から若者らしくネット上にスピーディに美しい映像と共に発信をするというものであった。
最後に、参加の学生たちと「我孫子のいろいろ八景歩き」を3月14日(木)に行う計画が発表されて幕を閉じた。当会参加者:飯田、柏倉、鈴木、龍岡、中塚、吉澤の各氏

写真提供:我孫子市市民活動ステーション

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