我孫子の景観を育てる会 景観あびこ_title 第92号 2019.7.20発行
創刊 2002.3.29
編集・発行人 中塚和枝
我孫子市緑2-1-8
Tel 04-7182-7272
編集人 鈴木洋子7
《 新会長就任あいさつ 》                    中塚 和枝
  令和元年となり、16年ぶりの会長交代で3代目会長を引き継ぎました。
  入会間もない頃、大先輩の方から「景観10年、風景100年、風土1000年という言葉がある。景観とは今を反映し、風景は長い時間が感じられ、風土とは時間の中にその土地の歴史、文化が感じられるものだ。
  そのようなことを考えながら、未来に続く景観づくりに取り組むべきだ」との話を聞きました。その時、そんな長い時間軸で我孫子の景観をとらえ、考え、行動している会なのかと、新鮮な驚きと畏れに近い感動を覚えました。その10年が間もなく2回巡ってきます。皆さんがご存知のように当会は以下のように自他ともに認める幅広い活動を続けています。

《景観を知る》
庭園公開(28回) 市民観桜会(16回)
我孫子のいろいろ八景歩きマップ(15巻作成)
《景観を学ぶ》
景観散歩(29回) おでかけ倶楽部
《景観を育てる》
三樹会・旧村川別荘への協力
《景観行政との協働》
「我孫子のいろいろ八景歩き」
「あびバス散策マップ」の活用
《広報活動・啓発》
会報紙発行(年6回)   ホームページ


  草創期、会報紙上で侃侃諤諤と「景観とは」の議論を戦わせ、歴史を作りあげてきた発足当時の会員はわずかになりました。もう一度『我孫子の景観』の原点に帰り、学習し偉大な先輩方の志を新しい形にすべきものは新しく、変えてはならないものはそのままに、景観が風景となるように、次世代へ手渡したいと考えています。

  当会の合言葉は「出来る人が出来ることを出来るときに楽しく!」
  新しい会員をもっと増やし、この合言葉通り、楽しく皆さまとともに活動をしたいと思います。
《 会長退任にあたって 》                    吉澤 淳一
  当会は平成13年6月の発足以来、18年の歴史を刻みました。
  平成15年6月に会長に就任して16年、草創期からの諸先輩やその後の多くの仲間たちに支えられて、会の運営にあたってまいりました。この間大過なく過ごせたことは、偏に会員の皆さんの積極的な活動と協力のおかげだと思っております。

  また、行政をはじめ関係者の方々のご理解、ご支援の賜物と、紙面をお借りして深く感謝いたします。
  今後は一会員として、活動してまいります。当会以外の分野も含めて、これまで個人としてできなかった小研究などに手を付けて行きたいと思っております。

  令和の時代と共に誕生した新会長中塚和枝さんを中心にした当会の新しい発展を祈念いたします。
  長い間ありがとうございました。
<編集長就任の挨拶>                        鈴木 洋子(会員)
  今号から編集長の大役を引き受けることになりました。これまで、「景観総合研究所」の連載を始めとして、当会の会報紙に相応しい内容でたくさんの方々にご信頼をいただきましたのは、吉澤前編集長のゆるぎない信念があったからこそだと、遅ればせながら実感しているところです。   また、代々の編集長が築いてこられた歴史の後を引き継ぐのは大変おこがましいことですが、微力ながら精一杯取り組んでいきたいと思います。
  「景観あびこ」は、皆様の寄稿で成り立っています。どうか今後ともよろしくお願いいたします。ご意見ご感想もお待ちしています。
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