【社会的責任】
開催を重ね世間に広く認知されて、平均1000人もの人々が集う。(最近の統計では累計来場者は32000人を超えている)但しそこは企業の庭である。メディアの関心も高い。そこにはおのずと、世にいうところの「社会的責任」が生じてくる。これまで事故が無かったから今後も無いという保証はどこにもない。運営マニュアルや安全対策マニュアルの整備もそのためにある。それでも予期しない出来事は発生する。平成21年秋、第14回の公開での出来事だった。この日は朝から客足が伸びて終わってみたら2800人の大記録。これま での最高が2100人だった。何が起きたかというと、別館エリアに入って池への狭い下り坂で渋滞が起きたのだ。危険防止の係を二人配置していたが、坂上の係からその報告が入った。現地へ行くと本館側から後からあとから人が押し寄せてくる。「危険だ!一人躓いたら将棋倒しだ」。直ちに坂上で人の波を抑えた。そしてしばらくの間本館側で人々を足止めにして切り抜けた。

翌年から、本館庭園に大きな説明パネルを置いて、説明員を配置したのはその足止め対策だったが、幸いなことに、以降このような事態は起きなかった。あの時怪我人が出ていたら公開の継続は無かったかもしれないと思うと、正に僥倖だった。
ありし日の“観月亭”
和気藹々とした中でも、ある程度の規律と統制が必要で、緊張感が大切な所以でもある。前日準備や当日の作業をだらだらと始めるのを諭したこともある。ルーティーンは儀式ではなく気合を入れる重要な作業なのである。市民観桜会や、八景歩きなどの催事も同様である。社会的責任の敵は「面倒くさが ること」である。これは自分自身への戒めでもあった。毎回反省会を開いて、問題点、課題を洗い出し次回に備えるという良き伝統はしっかりと残っている。

株式会社日立アカデミー旧社名:株式会社日立総合経営研修所への感謝と共に、今後の庭園公開の 発展を切に願う ものである。

我孫子コカリナサークル“あびこ”
2017. 第26回)


第28回 日立庭園公開の開催
今年も、秋の一日を紅葉とコカリナの演奏に包まれながら、散策をお楽しみください。
日時 11月30日(土) 雨天の場合は12月1日(日)
10:00〜 15:30 (入場 15:00まで)
場所 高野山485 (我孫子中学校前)
*駐車場無し。ペット、飲食物 不可
*参加費 ¥100 申込み不要
*先着400人に栞プレゼント
*「白樺派のカレー」 限定200食 ¥700
*問合せ 090-6034-4914 (9:00−17:00)
*後援 我孫子市 *協力 (株)日立アカデミー  (株)日京クリエイト
中央学院大学の学園祭"あびこ祭"に初参加   10月26日(土)、27日(日)
いろいろ 八景歩き”の普及定着のために、我孫子市都市計画課 景観推進室 が市の企画室を通して中央学院大学の学園祭“あびこ祭”への参加を申し入れて実現した。本館の1F Fにブースを出し、いろいろ八景の64景の写真展示と、“居ながら八景歩き”を2日間で6回実施。毎回10〜15人ほどの参加者があり、熱心にガイドの説明を聞きながら映像に見入っていた。 写真も「ここ知ってる」と か「知らないなぁ 」などと、つぶやきながら 見ていかれた。また、川村学園女子大学の学生さんが、2日間で7人参加してくれて、写真を貼ったり、チラシで宣伝したりと、 大活躍した。若い人との協働作業も楽しい経験となった。
“居ながら八景歩き”の様子 27日のスタッフと川村学園女子大学の皆さん
まちの美化に取り組む人々-41-
11月9日(土)
J:COM“CLEAN UP OUR TOWN 2019
鈴木洋子(会員)
秋空のもと、今年も恒例の清掃活動に、飯田さん、川上さん、中塚さん、私の4人で参加した。総勢25人で我孫子駅南口を10時にスタートし、私達は白山方面を歩いた。目立つごみは殆ど無く、住民の意識の高さに気付かされた。

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