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●会員の濱野さんが3月に亡くなられたとの訃報に接して、驚きと悲しみで胸がいっぱいになりました。濱野さんを初めて知ったのは、入会間もなかった観桜会の日でした。<シデコブシ>の名前も咲いている場所も知らないと言った私に「教えてあげるよ」と先に立って歩きだしました。「もう集合時間が間近なのに‥」と躊躇する私を振り向きもせずに。その健脚ぶりに追いつこうと必死に小走りでついて行き、その木を知ることが出来ました。彼女のやさしさとたくましさを知った日でもありました。 ●毎回の観桜会や庭園公開の準備運動として、ラジオ体操を正しく模範を示し、会員の安全に配慮してくれましたね。 「月下美人」をたくさん育てていて、花の咲く夕刻にご自宅に招いてくれたこともありました。 ●昨年9月に「おでかけ倶楽部」で御茶ノ水・秋葉原散策をした時には、湯島聖堂に櫂の木があることを教えてくれ、みんなで探し、その見事な大木に感嘆しました。櫂の木は枝や葉が整然としているので、書道で言う「楷書」の語源ともなったと言われる名木とか。 |
●教員在職中は、たくさんの"若い芽"を育て、中でも我孫子出身のソプラノ歌手・塚本江里子さんは、当会とも親交があり、よく知られた師弟関係でした。退職後は、市内小学校・中学校の環境美化に関わる仕事や書道の指導を続けていらっしゃいました。本当にたくさんの"若い芽"を育てられました。その"若い芽"が今、我孫子の花や木となっています。 ●濱野さと子さんは、櫂の木のごとく真っ直ぐに生きて、本当の意味でたくさんの景観を育てた人だったと思います。 心からお礼を申し上げます。 ありがとうございました。 ![]() |
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