●我孫子の景観を育てる会は、平成13年6月に設立され、本年6月を以て10年目の節目を迎えました。
設立時の会員21人が今では64人に増えて、会の活動は益々活発化し、この間、皆様お馴染みの「市民観桜会」は8回、「日立総合経営研修所庭園公開」は15回を数え、市の恒例行事として定着してきました。
会の活動は、「景観を知る」「景観を学ぶ」「景観を守り育てる」「景観行政との協働」「広報・啓発」の5本柱で進めていますが、10周年を記念して、3つの事業を立ち上げました。 |
1 楚人冠プロジェクト
昭和の初期、食糧増産のために手賀沼干拓を行うという国の方針に対して、これを阻止するために立ち上がった杉村楚人冠たちの偉業を見つめなおし、残してくれた手賀沼の未来を市民の皆さんとともに考えようというもの。
来年夏の楚人冠邸公開に合わせて、プロジェクトメンバーが検討を進めている。
|
2 「景観散歩10回の歩み」刊行(6月)
会の活動「景観を学ぶ」の一つである「景観散歩」は、会員が他市町村の「まちなみ景観の維持」と「まちなみボランティアガイド」の活動を現地で学ぶことにある。そのまちの名前は聞いていても、普段はなかなか訪れる機会の少ないまちへ行って、多くの見聞を広めつつ、まち歩きを楽しんできた。
そのような活動を記録として残すとともに、楽しい読み物としても活用できるように取り 纏めまたもので、参加したまちは「思いでの記」として、まだ訪れていないまちは「今後の参考」として利用できる小冊子である。
●本書は我孫子市民図書館で閲覧できます。
|
●内容は訪問先ごとに、○まちの概要 ○散策マップ ○訪問記 ○アルバム(カラー)から成っていて、全40ページ(表紙込み)。10回の訪問先は下記の通り。
真壁町(現桜川市) 栃木市 大多喜町 香取市(佐原) 桐生市 深谷市 川越市
古河市 君津市(久留里) 石岡市 |