|
||||
|
||||
●最近、緑の天神坂の手前から白樺派文学館の先(第1小学校に上がる坂の分岐点)に至る「ハケの道」の所々で、路面が煉瓦風のブロックで、石畳のようにお化粧されているのを目にした。これまでは、市の花「つつじ」市の鳥「オオバン」や埴輪の絵などがデザインされた30センチ四方のタイルはめこみ込みがあっが、あまり目立つ存在ではなかった。今回これはそのまま残して、前述のブロック敷きが施されたものである。 |
●市の道路課に取材すると、これはインターロッキングブロック舗装という工法で、「手賀沼文化拠点整備計画」に基づく散策路の整備の一環であるとのこと。予算の関係で路面の全てをブロック敷きにしてはいなかったが、景観、歴史文化の要所や分岐点に、そこを歩く人に優しい雰囲気が醸し出されている。色は明るいグレー、濃いグレー、その中間の3色の落ち着いた配色で、そこに来ると思わず歩みがゆったりとして、車も気のせいかスピードダウンしたように感じる。 | |||
・手賀沼ふれあいラインからハケの道に入る. | ・天神坂に向かう | |||
●来年度は、富枡旅館前から県道まで伸ばす予定と聞いている。 ●手賀沼文化拠点整備計画は、平成18年8月から19年3月にかけて検討委員会が組織され、当会も委員として参画して成案を見たものである。実行計画は、平成21年度から25年度の5年を前期、26年度から30年度の5年を後期として進めている。 |
●今後、ハケの道の西側部分や他の散策路についても、上記の舗装が実施されるとのことで、期待したい。 尚、「手賀沼文化拠点整備計画」(平成19年7月完成)については、市役所1階の行政情報資料室で閲覧できる。 |
|||
(吉澤淳一) | ||||
・楚人冠公園へ向かう | ・白樺文学館から志賀直哉邸跡へ | |||
・タイルの埋め込みは残してある | ||||
■もどる |