我孫子市選定の景観賞
第1回(1997年)〜第3回(1999年)
第1回(1997年)
市外からも多くの人が訪れる、手賀沼の水辺にあり、我孫子の景観のシンボル的な存在として、広く親しまれていることが評価されました。
1965年に植えられたこれらのポプラは、40年近く経過して老木になり、台風のよる倒木などで7本を残すのみとなっていましたが、2004年8月にすべて伐採されました。
手賀沼公園のポプラ並木(景観賞) ■拡大
上新木字吾妻の屋敷まわりの高垣(景観賞) ■拡大 ■拡大
昔は農家の屋敷のまわりに、風よけのための高垣(高さ5m位)を植えていました。最近では、開発が進みこのような高垣が少なくなる中、よく手入れがされ、昔ながらのたたずまいを残しています。
景観賞に設置するブロンズ像
自治会が主体的に緑地協定を定めて、まちなみの緑化に努めており、その緑豊かなうるおいのある景観づくりが、高く評価されました。
布佐平和台の住宅地区(景観奨励賞) ■拡大
第2回(1998年)
つくし野中央自治会で行っている、公園や道路の中央分離帯などの公共スペースの清掃活動はもとより、街かどに四季折々の花々を自主的に植えるなど、道行く人々にも心安らぐ景観づくりを行っていることが、高く評価されました。
つくし野マンション公共スペースの景観づくり
(景観奨励賞) ■拡大
つくし野団地内の散歩道 駐輪ラックが整備されていて、自転車を整頓しやすい環境。しかし感心するのは、こうした駐輪ラックのないところでも、整然と並んでいることです。
第3回(1999年)
旧武者小路実篤邸近くにあり、市内では貴重となった湧水を守り、反対側に続く白壁と相まって、我孫子の往時の雰囲気を残す貴重な場所として、高く評価されました。
根戸新田・神戸佐平治氏宅の塀と
船戸の森下の湧水(景観賞)
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神戸さんが、道行く人のために、柄杓を用意しています。 岩の間から、清水がしたたり落ちています。
新田開発に功のあった名主宅の佇まいを、そのまま今に残し、その歴史的景観を保存するとともに、地域に開放して多様な文化活動を展開するなど、活動面でも高く評価されました。

■井上家の歴史
■相島芸術文化村(相島工房)


相島新田名主宅(井上基氏宅)(景観賞)
母屋は約150年前、江戸時代後期の建築。 ■拡大 古い土蔵が2つ並び、ギャラリーとして利用されています。
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湖北台団地を南北に貫く通りに植栽され、市内でも屈指の並木であり、四季折々の表情で楽しませてくれます。

湖北台のランドマーク的存在で、広く市民に親しまれています。
湖北台7丁目のけやき並木(景観奨励賞) ■拡大 資料提供:我孫子市都市計画課

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