沖縄レポート   沖縄における 柳宗悦とバーナードリーチ  宮内 昭男(会員)
多くの催しが中止となる中、那覇市の焼物博物館が無料となり、シーサー展もやっているというので行ってみると、意外にも、柳宗悦、バーナードリーチ、濱田庄司が沖縄において大活躍したことが展示されていました。

もっと驚いたのは、沖縄県が標準語を強制していることに対し、柳は方言の大切さを、沖縄県と論争までしたとの論文もありました。

また、民藝運動が沖縄の壺焼き職人にプライドを持たせ、さらに戦前、沖縄の焼き物を収集して貴重な作品を戦火から守ったとのことです。

戻りましたら、日本民藝館に行って見てこようと思いました。
旅先の1枚 -20-    京都にて                      秋田 桂子(会員)
〈新緑のトンネルを歩く〉

道路に沿って新緑の木々が続き、目に優しい。ある地点からは、建物側の中にも木が植えてあるので、歩道はまるで新緑のトンネルだ。その建物は薄い水色なので、どこまでが建物で、どこからが空か分からない。

ここは、〈人と地球の健康への願いを実現する〉という経営理念の『島津製作所』
おでかけ倶楽部   第10回 "あけぼの山からつくし野コース"4月13日(火)  三上 真弓(会員)
ポツポツ降り出した雨も、あけぼの山農業公園に着く頃には何とか上がり、まずは"布施弁天"でお詣り。風車前の花畑は、チューリップも見頃を過ぎて花びらがだいぶ散っていましたが、名残の彩りに癒されました。(右の写真)

人とすれ違う心配もなく、春風に吹かれながらゆっくり散策して公園を後にし、兵右衛門坂の途中、木立の中に7つの祠がひっそり建つ"日枝神社"(七社様)に立ち寄りました。この辺りは布施弁天の門前町で大変栄えた所だそうです。そこから"野口邸大長屋門""飛龍山圓性寺"を経て、三井団地に入り、素敵なお庭のバラのアーチを思いがけず見せて頂いたり…。

つくし野4号公園でひと休み後、それぞれ帰途につきました。皆様お疲れさまでした。


参加者10名、私の歩数計で約1万3千歩。丁度いい運動になりました。リーダーの龍岡さん、お世話様。ありがとうございました。
<訂正とお詫び> 102号のpage5「回顧録14」の右、下から11行目(柏原輝雄さん)は、(柏倉輝雄さん) の誤りでした。訂正してお詫びいたします。 (このホームページは訂正済みです)
編 集 後 記
  オリンピックまであと2か月余り、新型コロナ感染者は再び増加して、緊急事態宣言の出る自治体が出てきました。わが我孫子市にもまん延防止対策法が適用となり、1年以上も前から活動自粛に追い込まれ、自粛疲れが出る今日この頃ですが、市民観桜会が好天の中で開催されたことは良い清涼剤でした。今号も、年齢を感じさせない冨樫さんの精力的なレポート、緻密な記録からの吉澤さんの回想録に敬意を表します。メディア志望の学生さんですら新聞も読まない時代のようですが、じっくり読んでもらえれば脳の活性化にも貢献できるのでは思っています。(飯田俊二)

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