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前ページからの続き ●長々と続いた回顧録も、いよいよそのページを閉じるときが来た。 会員の皆さんの素晴らしい活動の数々が筆を導いてくれたことに感謝したい。 ●ここで肝心なことを書き忘れていたことに気が付いた。それは会計の仕事と監査の仕事である。会長や役員がどんなに頑張っても会計担当者の地道で精緻な作業が無ければ、会の運営は成り立たないのである。特に我孫子のいろいろ八景事業を受託してからは、これまでの「一般会計」、庭園公開・市民観桜会の「特別会計」に「受託会計」が加わり3本立ての会計を管理していくことになり、そのご苦労は並たいていのものではない。歴代の会計担当者と監査担当者にお礼を申し上げる。 ●景観あびこのバックナンバーとホームページには随分とお世話になったものだ。特に4冊の合本号には。 ●一つ一つの項では述べなかったが、私たちの活動にはいつも千葉県並びに我孫子市の理解・協力があったことは言うまでもない。市への意見具申にもよく耳を傾けてくれた。主管部局の景観推進室とは常に忌憚のない意見交換を行い、切磋琢磨してきた良き兄貴分であった。 ●私たちの会ばかりではなく、市民活動グループで市民活動支援課の文字通り支援を受けていないところはないと思う。まさに縁の下の力持ちとはこの課のことだ。 ●その他にも市のいろいろなセクションのお世話になってきたことを記しておく。 |
●内々の話で恐縮であるが、私のこれまでの活動には妻の存在が欠かせなかった。「景観あびこ」への寄稿、メディアへのニュースレターなど内外へ発信する文書類は、時に応じて彼女に目を通してもらったものだ。この回顧録も然りである。また、会の運営や個々の活動で行き詰ったとき、右か左か迷ったとき、難題に遭遇したとき、アイデアに自信が持てないとき等、その時々に彼女に相談をした。会とは離れた立場での彼女の助言は有難かった。庭園公開や市民観桜会、シンポジウムや景観コンサート、いろいろ八景発表会コンサートのような、一般公開の催しは、時折そうっと目立たないように来ていた。「景観散歩」では、たまに、あそこは行ってみたいと思っても団体行動の中で「会長の奥さん」として接しられるのを嫌がって、またあそこは行ってここは行かないというのも憚れて、行くことはなかった。こういう筋を通す女(ひと)である。この場を借りて謝意を表する。 ●最後になるが、2年間にわたって寄稿した総字数6万5千字(4百字詰め原稿用紙162枚)になる原稿を掲載してくれた編集部の皆さん、ありがとうございました。特に鈴木編集長のご苦労は並大抵のことではなかったでしょう。自分も編集経験があるだけによくわかる。そして根気よく読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。 ●いずれコロナ禍が終焉を迎え新しい環境の時代に入ったら、中塚会長のもとでこの会がさらなる発展を見ることを確信しつつ閣筆とする。 |
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