"蛍の夕べ" 〜岡発戸・都部の谷津で蛍狩り〜   三上 真弓(会員)
7月31日土曜日19時、我孫子駅集合。
  この数日前、奥山さんから「蛍見物に行きましょう」とお誘いがあり、女性だけじゃ心許ない?と大久保さんが案内役を買って出てくださいました。老若男女8名で"谷津の蛍狩り"。なにしろ自然界で蛍を見るのは人生初体験の私。うきうき、わくわく心躍る思いで、夕闇の東我孫子駅下車。

林道をだんだん奥に歩くと、遠くに懐中電灯の明かり。何人か先客があり、にぎやかな女性の声。

夏の夜の蒸し暑さの中、木が生い茂る辺りに、蛍の光が見えた!あっちにもこっちにも、足元にも、堀範子さんの頭にも。
淡い光を放って夜を彩り、何とも美しい光景。暫し見惚れていると、仄かな光の軌跡は、蛍の求愛行動の証と教えていただき、ロマンチックで素敵でまたまた感動。水が澄んでいるから蛍も生息出来るんですね。我孫子には、こんなに素晴らしい景勝地があるのを嬉しく思います。

天然の沢山の蛍に出会えて、まるで天の川のような幻想的な美しい景色の「蛍狩り」に私を連れて行って下さり、ありがとうございました。
第14回 「白樺派の若き文豪たちの散歩道」を散策
                                          大久保 慎吾(会員)
9月8日(水)、10月実施予定の我孫子の景観八景歩きの本番に備えても兼ねての散策。9時にけやきプラザに集合して総勢14名が参加。石橋製糸工場跡地から我孫子宿本陣跡、子之神道標から杉村楚人冠記念館へ。本人が愛した椿の木々を見ながら坂道を下り、志賀直哉邸跡で休憩。現在志賀直哉の書斎はかなり傷みが激しいので、≪事業名:「我孫子遺産」を次世代へ 市指定文化財 志賀直哉邸跡書斎修復プロジェクトが発足し、クラウドファンディングの募集中!≫我孫子の白樺派の貴重な遺産を守る為に是非会員は参加したいものです。(下記参照)

天神坂を登り、天神山緑地で嘉納治五郎像を眺める。途中のハケの道には曼珠沙華(彼岸花)の芽が出て来て,本番の時には赤や黄色の彼岸花が咲き乱れている事を彷彿させる風景だった。
嘉納後楽農園跡を見て,往時の嘉納治五郎の教育に懸ける熱意に想いを耽った。富士見坂を下り"湧き水の小径"を歩き、旧武者小路実篤邸跡を訪れる。普段は非公開だが、今回特別に許可を頂き、屋敷内と庭園をゆっくりと見学。大正時代の頃は手賀沼も"湧き水の小径"近くまで湖岸であったので志賀と武者小路は小舟でお互いに行き来していたとの事。

休憩した後は船戸の森を通り、白山古墳公園へ。我孫子は水に恵まれていたので古代から多くの人が住んでいたので、数多くの古墳がある。リュウゼツランの花が60年振りに咲いた場所で11時半過ぎに流れ解散となった。今回歩いた距離は約5キロの行程でした。少し残暑もあったが、薄日の中での散策でした。改めて大正時代の文豪たちの足跡に想いを馳せた一日でした。

志賀直哉邸跡を散策

旧武者小路実篤邸跡を見学
編 集 後 記         …秋の八景歩き…
10/ 2(土)  白樺派の文豪たちの散歩道
10/20(水) ハケの道と坂道の岡発戸こもれびコース
10/30(土) 湖北台のまちなみと田園コース 
11/ 9(火)  新木・古戸の古社と里を巡るコース

■参加者募集のお知らせへ
暑かった夏がやっと終わり、お出かけしたい気分ですが、やっぱり自由にならない。そんな中でしたが"20周年記念講演会"を無事に実施しました。手賀沼の未来をまじめに考えること。そして実行している若者がいること。それが、何より楽しそうに活動していることが印象的で、これから若い方達と仲良く楽しく活動ができたらと、ちょっと楽しみになりました。計画も準備も大変でしたが、とてもいい講演会になりました。参加できなかった方は■ホームページで!(鈴木洋子)

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