-23- 秋の八景歩きの下見へ (高野山の八景と古墳を巡るコース)
            9月18日(日)     堀 茂幸(会員)
今回は10月8日「八景歩き」本番のコースチェックという意味合いもありましたので、当日のガイド役の藤田さんとスタッフ3名、そして会員9名の13名で、天王台駅を9:30にスタートしました。

当日は、小雨が時々降る天候でしたが、本番とほぼ同じコース約4kmを辿ることが出来ました。

途中、高野山新田ビオトープの道では、足下が濡れていたために木道は通りませんでしたが、藤田さんの我孫子愛溢れる名解説を聞くことができました(写真)。昼なお暗い水神山古墳坂をあえぎながら登り、住宅地の中に忽然と現れる前方後円墳の大きさには驚かされました。高野山桃山公園から観る、小雨に煙る手賀沼と黄金色の田圃、斜面林の風景を楽しみ、天王台駅には予定通りの12:00に到着しました。

最後になりますが、「八景歩き」について、道中いろいろとアドバイスをいただきありがとうございました。

「居ながら八景」の依頼を受けて 
   10月29日(土)  飯田 俊二(会員)
「我孫子における『多様性ある地域博物館』を考える」講演会に参加して 
  10月21日(金)   中塚 和枝(会員)
我孫子北近隣センター並木本館のホールにて、学園通り町内会の依頼を受け、33名の会の皆様の前で実施しました。昨年の同時期に、コロナ禍の中、映像で八景を訪ねてみたいとの要望を受けましたが、コロナ禍が収まらず延期を重ねました。ようやく実現の運びとなりました。

学園通り町内会の会合の前に時間をいただき、中塚会長が我孫子、布佐・新木エリアを受け持ち、私が天王台・東我孫子、湖北エリアを担当し、13時半に始まり14時45分ごろ終えることが出来ました。皆様の熱心な対応に感謝申し上げ、一人でも多くの人が八景を訪ね歩いていただければ幸いです。

我孫子は自然、歴史、文化遺産に恵まれているにも関わらず、常設展示施設や文化財保護施設などの資料館が無く、かねてよりその必要性を訴えていた。

2年前に文化庁から「文化財保存活用地域」に指定されたのを機に、その機運を一気に高めようと5団体主催の講演会がアビスタで開かれ27名が参加。中でも、我孫子に点在する、水神山古墳、日秀西遺跡、白樺派や旧井上家住宅、水辺の景観、ハケの道、鳥の博物館、谷津ミュージアム等の施設を周遊し、その中心としての「多様性ある地域博物館」構想が興味深かった。

編 集 後 記
  7月より新しく編集委員となりました。会報誌をより良くしていく為に努力していきますので今後共宜しくお願いいたします。
  吉澤さんの「白樺派のまちの見える化」の掲載の最終号をお送りすると共に、今号より新しく建築家・工学博士の野口さんの「現代都市における街路樹と景観」の提案を掲載する事になりました。併せて次号からはエリア別の街路樹について会員の皆様からの寄稿を掲載していく予定です。今年もあと2ヶ月足らずとなりました。コロナ禍は中々治まりませんが、Withコロナと上手く付き合って年末をお過ごし下さい。(大久保慎吾)

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