「我孫子の景観を育てる会」の市民ガイドと一緒に、我孫子の魅力を再発見する「我孫子のいろいろ八景歩き」2023年 秋の4つのコースが、9/26〜11/10に開催されました。参加した方々のレポートをお送りします。
■参加者募集のお知らせへ
   “守られた自然” かじ池・谷津を巡るコース
                  11月10日(金)     宮内 昭男(会員)
かじ池・谷津を巡る八景歩きのコースを、スタッフとしてしんがりを務めさせて頂きました。このコースのキャッチフレーズ「守られた自然」が気に入っています。それは実際に歩いてみると実感できます。

東我孫子駅を出発し、最初の見せ場が「下ケ戸地区の大きなお屋敷と大きな古木」です。この地域は我孫子の風景の奥深さを体感できると思います。そしてその先の「西音寺」でさらに深まります。言葉では表現できません。
その後「川村学園」の側道に沿って歩き"レストランかじ池亭"の敷地内にある"かじ池"に向かいました。この池も「守られた自然」を感じられます。適度に整備されていて、安心して自然を楽しむことができます。(左写真)

次に、日の出通りから四季の道を通って"岡発戸・都部の谷津"に向かいました。この地域は、我孫子の原風景を想像しながら歩ける場所だと思います。このころから小雨が降り出し、傘をさす人が増えてきて足取りも早くなったようでした。しかし、皆さん歩きながら楽しそうに会話をされていたので、解散地の「近隣センターこもれび」に着いた時も疲れた様子もなくアンケートに取り組んでいて頂きました。リピーターの方が多かったこともありスムーズに八景歩きが進み、秋の半日を楽しむ事ができました。
 "居ながら八景歩き"の実施  9月30日(土)
              幸元 麻美(我孫子市都市計画課景観推進)
我孫子の魅力的な景観を市内外の皆様に知っていただくことを目的に、我孫子の景観を育てる会の皆さんのご協力のもと、"居ながら八景歩き"をあびこショッピングプラザ内のフードコートで実施しました。(右写真)

"居ながら八景歩き"とは、「我孫子のいろいろ八景」に選ばれた景観スポットや隠れた名所を、写真を見ながらガイドを聞いていただくことで、その場に居ながら「我孫子のいろいろ八景歩き」を体験できるイベントです。商業施設での"居ながら八景歩き"の実施は今回が初の試みで、手探りで準備を進めました。当日は、準備の甲斐あって大勢のお客様が…!とはいきませんでしたが、会場横のフードコートからガイドに耳を傾ける方やマップを手に取ってくださる方がいらっしゃいました。参加者からは「行ったことのない場所ばかりで興味深かったです」との感想をいただきました。我孫子の美しい景観をさらに広められるよう今後も新しい方法で挑戦していきたいと思います。


布佐の"歴史景観散策"に参加して    
      9月18日(月・祝)      河合 正治(会員)
我孫子生まれながら細長い地形の為、車では通過しても成田線の新木、湖北、布佐駅で降りた事が無く、今回布佐を知る為に布佐の歴史景観散策に参加してみました。
竹内神社の入口
午後4時30分、布佐駅に集まった総勢8名で出発しました。

布佐は江戸時代から銚子の魚を江戸に運ぶ中継地点で、布佐で船から降ろして馬で松戸宿に運び、江戸川から船で日本橋に3日目の朝に届いたそうです♪その為布佐には明治初期に2,600人もの人が住み、我孫子地区の中心として栄えて歴史有る神社仏閣が多数残っています。

竹内神社は平将門の乱が平定した年に建てられて、江戸時代から続く竹内神社例大祭は豪華な5台の山車がお神楽を競い合い夜9時になると竹内神社の53段の急な階段を揉みながら登って行くそうです。私は7時に電車に乗って見られませでしたが、我孫子にこんな歴史ある勇壮なお祭りが有るなんて誇らしいですね。

■もどる