シリーズ 「まちの美化に取り組む人々」 - 53 - 「シティア子供花壇」(通称ひまわり花壇)の手入れを楽しんでいる人々 大久保 慎吾(会員) |
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●マンションストリートの角地にある花壇は、我孫子市の所有地である土地をシティア自治会が借り受け、ガーデニンググループが「子供花壇」として運営していた。当初約40名の会員もシティア築20年で会員の高齢化が進み、現在約20名となり、花壇の維持運営が難しくなってきたため一部を市へ返還したいと考えていた。
●現在の花壇も雑草やひまわりが自然に生えるなどして雑然としていた。ラジオ体操後、シティア住人3名(佐東、五島、高橋)が自主的に草刈りや移植などして再配列していた。それを見ていた自治会長より専任で担当して欲しいとの依頼を受け、2023年にガーデニンググループ内に「ひまわり花壇担当」を立ち上げ花壇を維持運営されている。 ●担当を引受けるに当たって (1)巨大ひまわりを継続して担当 (2)ひまわりの下に色彩が生えるように唐辛子を植える(唐辛子は緑から赤に変色し、植栽としても手間がかからず、10月頃まで鑑賞できる優れものである) (3)子供花壇のみを世話する。 |
●ひまわりと唐辛子は会員の佐東さんが自宅のベランダで種を植えて苗まで育て、デザインを考え、花壇に苗を3名で植え付けておられる。秋季からの草花の購入費用はシティアの自治会が負担し、「パンジー、ビオラ、葉ボタン、ストック」の花、周りにチューリップを植え、写真の様に今が見ごろである。2024年も春から夏は「ひまわり」と「唐辛子」を植える計画である。何故「唐辛子」を植えるのかと尋ねると、子ども達の教育の為との事であった。 ●唐辛子は白い花を咲かせ、青い実がなり、緑から赤く実が変色することを教えたいとのこと。子ども達に夢を与えたい、地域に住むお年寄りや子ども達が散歩の途中立ち寄って写真を撮ったり、「綺麗だね!」と一言話して貰えるのが楽しみであり、自分たちの活力になるので続けている。今後も皆さんの心に残る印象的な花壇を作っていきたいと考えている、とのお話でした。
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