逗子だより 逗子ボランティア体験事情 〜旧脇村邸(蘆花記念公園内)〜
       関 基治(造園家・我孫子市景観アドバイザー)
●我孫子市から逗子市へ移住して11年目になる。現在ボランティア団体「旧脇村邸友の会」会長として活動取り組んでいる。この会は、逗子市の公園内にある「邸宅」の管理活動を行っている。

●建物は、昭和9年(1934年)住宅敷地1,800�屐�560坪)建坪約250�屐⊃�寄屋造り、和洋折衷住宅である。当時は、三井物産常務藤瀬政次郎夫人の別邸として建てられ、その後、経済学者で東大名誉教授の脇村義太郎氏の住宅であった。逗子市景観重要建造物第1号指定の公園施設ではあるが、住宅そのものは現在利用されていない。管理は木造住宅であるため、雨戸の開閉、室内の掃除の他、庭の手入などを行っている。

●週1回、雨天中止以外は2時間ほどの作業である。逗子の海岸から5分程度の高台にある。この「邸宅」は遺産相続税物納後、大蔵省の資産ではあったが、廃屋化しつつあるのを市民活動により、2007年の逗子市への移管となった。そこで市内の文化・環境課題に取り組んでいる「NPO法人ほととぎす隊」が管理を引き受け活動していた。隊の活動はサラリーマン退職後のバリバリで気力と体力があり、同好会的な雰囲気の中で常時10名前後で雨戸の開け閉め、畳の拭き掃除。場合によっては障子の張替えも行い、弁当持参で昼食時には相模湾、江の島、富士山が眺められる広い2階の和室で、政治・経済・趣味の雑談をしながら和気あいあいの雰囲気があった。メンバーはサラリーマン時代のそれぞれのその道プロとしての経験を活かし、市政に時には物申し、時には各種プロジェクトに協力していた。




●しかし、中心の活動メンバーが高齢化になるに従い、活動が少なくなり、リーダーや皆さんがの体力限界や体調不良、そこで毎週活動だけは元気に取り組んできた当方に同じ高齢ではあるがバトンを受け取った。固定化しているボランティア活動メンバーが次々と退会しているのが残念ではあるが、対策として一昨年から市役所広報のホームページにボランティア募集の案内を出したところ、意外にも反応が良く多くの若い人たちも含めて参加の声があった。そこで改めて、この活動を独立の団体として、逗子市里親制度に再登録をし直し「旧脇村邸友の会」という名称で、昨年年4月から正式に活動している状況である。

●現在登録会員25名。毎週、4〜6名程度の参加で活発な活動とはまではいかないが、この旧脇村邸の維持管理にお役に立っているかなと思っている次第である。

●そこでボランティア団体の課題として
・次のリーダーに承継する雰囲気が必要
・何のためのボランティアか目的をより明確にしたい
・懇親会的な雰囲気がつくられれば良い
現在、この旧脇村邸は4haの蘆花記念公園(徳富蘆花が不如帰をこの地で創作)の一部であるが、逗子市では、老朽化で利用停止状態の、郷土資料館、野外活動センターなどがあり、隣接している神奈川県最大の前方後円墳2基と合わせた、各種建物の利用方法などの検討を市民参加でグランドデザインを進めているところである。(乞うご期待!!)
-34- 利根川の水辺に広がる利根町の歴史散歩
11月20日(木)  上平 充子(会員)
-35- 新春手賀沼ウォーキング
1月4日(土)  川上 邦子(会員)

●急変の真冬並み8度の寒さと冷たい雨の中、布佐駅東口を9人で出発。風で傘が揺れる利根川栄橋を歩いて渡ってすぐの台地上の布川城跡に建つ徳満寺へ(写真上)。

●立派な境内の客殿には、飢饉の為生まれたての我が子の口をふさぐ「間引き絵馬」、令和大修理を終えた本堂には痛みで修理不可能な天井絵が、現代画家により鮮やかな中国の四聖獣とくちなし・ドクダミの白い花へと変わり奉納されていた。台地の南崖下に沿って段丘の立派な斜面林が続く気持ちの良い道を東に歩き、布川城主が創建した来見寺へ。徳川家康縁の赤門から本堂を見て、更に続く崖下の道を歩き柳田國男記念公苑へ到着。先の「間引き絵馬」に衝撃を受け、小川家の祠の中の美しい玉を見て神秘体験をした感受性の強い國男が多感な少年期を過ごした場所であった。

●全ての背景にあった布川の台地の立派な斜面林が印象に残り調べると、1630年の事業で開削する前は我孫子から連なる台地の先端だったとわかり興味深かった。
●毎年恒例の「新春ウォーキング」、今年は晴天に恵まれ湖北駅9時30分、7人での出発になりました。3年ぶりに参加の私は運動不足で自信がない為途中天照大神宮から合流しました。駅から出発の方はふれあいラインの所から雪の富士山がお出迎えしてくれたようです。遊歩道途中から1名合流し9人でのウォーキングになりました。

●天気が良く前回の時よりジョギング、ツーリングの方が多くなった気がします。手賀沼遊歩道はいつも1人で歩いているので、皆さんとお話しながらのウォーキングはとても楽しく疲れも感じず、出発時の雨上がりの冷たい風も心地よく感じるようになりました。白い蕾をつけた桜がありましたが、早すぎても困りますが観桜会に満開になるよう春が待ち遠しいです。今年は穏やかな年明けになりましたが、この一年が平穏な年であるように願います。(下の写真は手賀沼遊歩道)

●ウォーキングの後は中塚さんも加わりランチ会になり、来年はたくさんの方に参加して頂けるように出発場所の検討等楽しい話題でのひと時になりました。

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