-56- 一球会 「手賀沼沿岸にフラワーロードを」の活動   
             大久保 慎吾(会員)
当会の会員で、また一球会の会員でもある河合正治さんから、手賀沼の柏側の沿岸に花を植えているという話を聞き、同じ手賀沼に関する活動をしている仲間として、現会長の大山六男さんに取材させていただきました。

手賀沼湖畔を歩いていて、グリーンはあるが何か物足りないと感じ、花を植えたら散歩やサイクリングやランニングをする人達の目を楽しませることができるのではと考え、平成26(2014)年に立ち上げた会が一球会です。花を植えるにあたり、中学時代の恩師や農業試験所の先輩からの助言や、埼玉の幸手権現堂の堤で草花の維持管理をされている方を訪問して、風雨や太陽の日照に強いヒガンバナとスイセンが良いと聞き、手賀沼の曙橋からサージタンク広場付近まで飾ることにしたそうです。一球会の名前の由来は、1月に咲くスイセンと9月に咲くヒガンバナの(1月の)一(いち)と(9月の)九(きゅう)と球根をもじって付けたそうです。
大山さんと河合さん
植栽を行うにあたり関係各所への交渉・許可・協力を得るのに大変苦労されたとのことです。

現在の会員は13人、我孫子市と柏市の在住で、活動内容は球根の植え付けが5〜6月で一番忙しく、他の月は月1回程度ヒガンバナのポット苗作りや除草、購入費用捻出のため大山さんの畑で収穫された野菜や果物などの販売、また柏市社会福祉協議会から補助を頂いている関係で柏の募金活動の手伝い等をされている。

サージタンク広場にはシダレモモの木を10本植えていて、春にはピンクや白の花が咲くので更に増やして並木道にしていく計画とのこと。現在曙橋からサージタンク広場を過ぎたあたりの2km迄、50,000株以上の球根が植えられている「彼岸花ロード」は、将来手賀大橋まで延ばす遠大な計画をされているそうです。

会を立ち上げて12年、会員の高齢化による後継者不足が一番の悩みであると大山さんは話され、手賀沼沿いに住んでいる方なら誰でも入会歓迎、会員募集をPRして欲しいと依頼されました。ボランティア活動共通の悩みを当会も持っているので、更なる行政や若い人達へのアプローチの必要性を感じました。

会員の活動
-40- 夏の北海道旅行での驚きの発見
            〜 新得町役場 〜  飯沼 明子(会員)
夏の北海道に旅行中、新得町役場を訪れて印象的な体験をしました。まだ駐車場は工事中でしたが、建物の外観はひときわ目を引くものでした。(下の写真)







昨年6月に完成し、今年1月から使用が始まった新庁舎は、外観だけでなく、内部の天井・カウンター・事務机・衝立など、目につく箇所すべてに新得町産のカラマツが使用されています。(下の写真)

木の香りと温もりに包まれた空間は、空気までも違って感じられ、まるで森の中にいるような心地よさがありました。簡単に行ける場所ではありませんが、何年か後に再び訪れて、木材の経年変化や町の雰囲気の移り変わりを感じたいと思います。

旧武者小路実篤邸跡の公開 *  
10月25日(土)
景観あびこ合本号が
発行されました!

●定期的に公開されている旧武者小路実篤邸跡に、星野市長が雨模様の中来訪され、三協フロンテアの石黒さんと当会の中塚会長が和やかな雰囲気で応対されました。
合本号5(81〜100号)と、合本号6(101〜120号)を8月20日に発行し、会員に9月の定例会で配布しました。
若干予備がありますので、希望される方はご連絡下さい。


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