第14回日立総合経営研修所庭園公開 多数の来場者                        吉澤 淳一(会長)
・日時:2009年11月28日(土)
・主催:我孫子の景観を育てる会
・後援:我孫子市
・協力:㈱日立総合経営研修所、㈱日京クリエイト

この秋も日立総合経営研修所のご厚意で、庭園公開を開催することができました。朝からの好天に恵まれ、午前10時の開園前から沢山の方々が列を作り、夕方4時の閉園までに2,793人のご来場者を数えました。これまでの最高、昨秋の2,100人をはるかに超える人数で、日立総合経営研修所庭園への市民並びに近隣の方々の関心と期待の高まりがうかがえました。

食堂での人気メニュー「白樺派のカレー」は早々に売り切れて、お土産のレトルトカレーも同様でした。先着400名様に配られる所内生産の「エコ堆肥」や「四季の栞」もお目当ての方が多く、午前中になくなりました。

今回も東屋「観月亭」や茶亭「ほととぎす」からの手賀沼の眺望、赤や黄の見事な紅葉にご来場者にはご満足いただけたことでしょう。

フルートやコカリナの演奏も、今ではこの庭園公開には欠かせない「音の景観」として定着してきました。茶亭「ほととぎす」では、お座敷や縁側、前庭でのお茶やお菓子のサービスも好評でした。

星野市長も約1時間園内を散策し、フルートやコカリナの音色に耳を傾けていらっしゃいました。

市内各所の高齢者施設のご利用者にも、見事な紅葉と手賀沼の眺めを楽しんでいただきました。「ほととぎす」前庭には、研修所特製の車椅子用展望台が設置されて、垣根の上から手賀沼をたっぷりと眺められ、車椅子の方々に好評でした。研修所の温かいおもてなしに感謝いたします。
庭園公開
日立研修所の庭園公開(2009.11.28)
この催しを支援して下さった、後援及び資材提供の我孫子市(都市計画課)、演奏協力のあびこコカリナサークル「手賀の音」「こころ音」、フルートアンサンブル「笛吹き達」の皆様、ご協力ありがとうございました。そして近隣にお住まいの皆様方のご理解に感謝申し上げます。いろいろなメディアの告知掲載にも支えられました。

運営は、日立総合経営研修所、日京クリエイトの皆さん、そして我孫子の景観を育てる会、三樹会、庭園公開サポーター、我孫子市社会福祉協議会のボランティアスタッフ約100人の手で行われました。お疲れ様でした。

こうして第14回の庭園公開が無事に終わり、多くのご来場者にお楽しみいただけたことは、(株)日立総合経営研修所、(株)日京クリエイトのご厚意、ご支援の賜物であり、主催者として深く感謝する次第です。今後もこの貴重な庭園資産、自然景観資産を維持していただき、市民の誇りと癒しの場として、公開していただくことを切に願うものです。
ありがとうございました。
 ~この木なんの木 知りたい気~                                         伊藤 紀久子(会員)
秋の日立総合経営研修所の庭園公開を前に、まずスタッフが樹木の名前を知りたいとのことから、11月2日(月)9時より市内在住の佐久間俊行氏(広報の「植物図鑑」執筆)のご指導のもと、浅野 柏原 佐々木 濱野 前田 伊藤は生徒になり、樹木に関する楽しい解説を頂きながらメモをとり、濱野さんが研修所の許可をいただき樹木の根元にそっと名札を差した。

この間ずっと作業を見守りご一緒していただいた同研修所室長補佐の知久繁夫氏には感謝を申しあげたい。

木の名前にまつわるエピソードをひとつ披露すると、魚にゴンズイ(権瑞)という硬骨魚がいるが、これは食べられるようなシロモノではない。
木にもゴンズイ(権萃)という木があるが、この木はあまり使用価値のない木ということになっているとのこと等木々にまつわるお話をうかがいながら楽しい学習であった。
 
又11月16日(月)の午前中、柏原 瀬戸 濱野 伊藤が2日に差し込んだ名札を基に、再度確認し合いながら、濱野さん手製の大きめの札に大きな文字で記し塩梅よくセットした。

人に氏名がある如く樹木にも必ず名前があることを認識した楽しいひと時であった。お蔭様で木に名札を付けたことは、ご来場者に好評でした。

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