トピックス
◆出前講座 「あびこの公園とみどり」 ◆ポプラよさようなら 
7月7日(水)午後1時30分からサポートセンター会議室において、出前講座「あびこの公園とみどり」を開催。講師は、市役所公園緑地課の斉藤さん。

はじめに、都市公園・市民の森が市内で194カ所(15年度末現在)あること、その管理の状況と、緑地として条例による保全の現況を説明。さらに平成11年に手賀沼沿い斜面林保全条例の施行によって、開発によって失われる恐れのある緑地は、市で買い取って保全する動きが急速に進んでいる。

その緑の維持管理にあたっては、古利根公園自然観察の森のように、市民ボランティアによる活動で支えられていること、また、地域のニーズに合った市民による手づくり公園が、7団体によって8カ所設けられているなどの話があり、若干の質疑があって15時30分終了した。
「手賀沼にひびく惜別の歌」
手賀沼のほとりにそびえ、市民の皆さんに手賀沼公園のシンボルツリーとして親しまれたポプラの木7本が、8月24日に伐採された。

ポプラ並木は、1965年に松戸市の県立小金高校の生徒が植え、19本あったが台風などによる倒木で、7本まで減ってしまった。

昨年、市が実施した調査によると、すべてのポプラが病害虫におかされていることがわかり、費用をかけたとしても長くはもたないということになった。

市では、10月に市民を対象とした現地現況報告会を開き、種々検討した結果、公園内の利用者の安全を考えて伐採を決めたもの。

伐採してみると、ポプラの木の中は地上8mの所に空洞がみられ、根元部分にも腐食が見られた(アビスタ正面に展示)。
伐採した跡には、病害虫や風に強い水辺の景観樹として扱われている、メタセコイヤの幼木を11月に植える予定とのことである。

ポプラといえば、モネの「四本のポプラ」の絵が有名である。伐採される予定だったのが、モネがお金を出して延期してもらい、描き続けたという。このモネのように、最後の姿を歌に残そうと、当会会員が我孫子市在住の作詞家・宇内悦子さんに作詞を依頼、若松慎吾氏に曲をつけてもらって、歌のタイトルを「ポプラ」と名付けた。
この歌は、10月2日、手賀沼親水広場で開催された「手賀沼流域フォーラム」のパネル・ポスター展示場での当会コーナーで、発表会が行われ、披露された。

歌詞と譜面をご希望の方は、下記へどうぞ。
Tel/Fax: 7184-2856 吉澤
◆「我孫子の農業」
9月8日(水)午前10時から、サポートセンタ会議室において出前講座「我孫子の農業の話」が開催された。講師は市役所農政課の徳本さん。

はじめに、我孫子の農業の現状について、農家数、従事者数、耕地面積、家畜飼養農家数の説明があり、農家の種別、耕地の内容から、干拓の歴史、行商の歴史に及び、今後の取り組みとして、「あびこのエコ農産物」の普及、「地産地消」運動の展開、更に農地保全の取り組みについて詳しく話された。

特に農地が農作物の生産の場であるとともに、自然環境の保全機能もあること、「景観作物」として、ひまわり、コスモス、アヤメなどの栽培に力を入れているなど、我孫子の農業の在り方として、マクロ的な真剣な取り組みへの姿勢が伺われた。終わって活発な質疑が行われ、正午盛会の裡に終了した。
◆谷津ミュージアムの会 ◆景観形成市民会議
5月29日に創立した岡発戸都部谷津ミュージアムの会では、次の事業を実施した。
1) 岡発戸都部谷津写真展(農機具、昆虫標本など併展)。8月29日から31日まで、市民プラザギャラリーで開催(第1期)。その後9月2日から28日まで、ロビーで展示(第2期)。
2)谷津ミュージアム通信創刊号を刊行。
景観形成市民会議では、9月から寿2丁目の公園予定地2ヶ所の下草刈りを始めた。
また、主な樹木の調査を実施した。さらに、広報「あびこ」9月16日号で、10月から12月までの下草刈りの予定と、市民に対して参加申し込みの募集を行っている。広く市民が協力して斜面林の保存に係わってきつつある。(佐多)
◆「市民活動元気づくり事業」今年も採択さる  ◆新刊紹介
当会の庭園公開事業が、今年度も引き続き市の「市民活動元気づくり事業」に採択されました。これにより、各地先進事例の研究や、市内対象庭園の調査などに拍車がかかり、大きく前進することが可能となりました。会員各位の積極的な参画をお待ちしています。(今川) ●写真集「我孫子-みんなのアルバムから」

みんなのアルバム同好会(代表: 島昭子)、8月1日発行、A4版228頁、定価2,000円。
明治から昭和40年代初頭までの貴重で珍しい写真を集め、はじめに「手賀沼」を特集し、次に年代別に分けて、世相、生活、風景などの写真を編集したもの。
長年に亘って集めた1000枚に及ぶ写真の中から400枚を選んで掲載。写真提供者は129名。当会から富樫顧問、藪崎会員が出している。また編集協力者として個人では吉澤会長が、団体として当会が参加。解説・注釈に多くの頁をさき、豪華執筆をそろえている。我孫子の景観づくりに携わるものにとって、必読の書といえる。
なお、発行のみんなのアルバム同好会には、昨年2月、シティアマンションギャラリーで開催の、当会主催「我孫子の景観再発見」で、「アルバム」掲載予定の写真を提供され、協力をいただいた。

●続々「あびこガイド余話 
     -あびこに住んだ人人他」


野口澄夫著。8月15日刊。非売品。A5版82頁。平成13年に私家版として出版された「あびこガイド余話」の第3集。まず日本に一つしかない我孫子の三つの宝。日立総合経営研修所、山階鳥類研究所、我孫子市鳥の博物館を、資料に基づいてその全貌を凝縮。
更に、10ヶ所に及ぶ我孫子別荘の紹介を通じて、我孫子台地100年に及ぶ時代の変遷を辿り、歴史的景観資源の点在する斜面林の更なる保全を願って結んでいる。
なお、本書で紹介されている三樹荘と、日立総合経営研修所庭園が、市の景観賞を受賞していることを付け加えたい。
◆美手連報告9月11日の「美手連」主催の「アザザPJ 見学会」に参加。
本PJは、霞ヶ浦湖畔の大部分をコンクリート護岸したことで失われた自然体系の再生を願う市民グループ「霞ヶ浦・北浦を良くする市民連絡会議」の提案で1995年に始まり、小学校教育にも組み入れられた植物体系復元(ピオトープ)一大プロジェクトです。

アザザPJは霞ヶ浦を代表する浮葉植物「アザザ」を植えることで自然を再生し、魚・鳥を呼び戻す試み。コンクリートではなく独自に開発した「そだ(粗朶)」を詰め込んだ丸太の波消しを使い浅瀬を取り戻し、元来の植物体系を取り戻そうというものです。人工ではなく、自然の回復力を生かし時間と忍耐を持って植物体系の復元を試みる姿勢に感銘と共感を得ました。(梅津)

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