三樹会だより (7)
会員からひとこと  湯原 清(柏市松葉町)
退職後すぐの5月に日立研修所の庭園公開に初めて見学させていただきました。その年の秋から庭園公開のサポーターとして参加することになり、「我孫子の景観を育てる会」の皆様とのお付き合いが始まりました。その縁で「三樹荘」のお掃除に参加することになり、2年が過ぎようとしています。少しずつ「三樹会」のメンバーもふえてきましたね。

お掃除の後の村山先生を囲んでの会員の皆様との懇談を楽しみに通っております。いろいろな趣味や特技をお持ちの方との語らいは大変楽しいものです。

小生は、葉たばこの農家の組合(たばこ耕作組合)に勤めておりました。地方の葉たばこ農家の指導者(旦那衆)、専売公社(現JT)や国会議員とのお付き合いが主でした。三者は議員の票を握る「農家の耕作組合」、専売公社の予算の承認権を持つ国会議員、葉たばこの購入価格や栽培面積の許可の権限を持つ専売公社という三すくみの中で常に折衝ごとで争い、協調の毎年でした。そこでは常に権力と地位を背景にしたお付き合いで心に触れた交流はありませんでした。

退職後はいろいろなボランティアなどに参加し、様々の方々との交流を通して楽しくすごさせていただいております。三樹会の皆さんとのお付き合いも大切な一つになっております。息永く続けて行きたいと思っています。

その他我孫子の皆様には大変お世話になっております。「景観を育てる会」では、景観散歩で「真壁、栃木、などの町並みや歴史を、越岡禮子さんには、水戸街道の小金宿、我孫子宿、松戸宿の宿場のゆかりの地を案内していただき非常に勉強になりました。これからもこれらの行事があれば参加したいと思っておりますので今後ともよろしくお願いいたします。
さて、小生のもう一つ大事にしている会は、「大堀川の水辺をきれいにする会」です。この会は手賀沼をきれいにするためには、柏を流れ手賀沼に流れ込む「大堀川」をきれいにすることも必要とし、また水辺に多くのゴミが捨てられていました。10年ほど前数人のメンバーで発足し、今年10周年を迎えることになりました。

この会は毎月1回会員によるゴミの回収を行っています。また、春は3月、秋は11月に市民に呼びかけ大掃除を、7月海の日には、主に小学生を対象に「生き物調査」も行っています。地金堀(こんぶくろ池を一つの源流とし、田中地区、松葉町を流れ、アサヒ飲料脇で大堀川に合流)の合流点の浅瀬に魚を追込んで子供たちがそこに入って網ですくって魚などを捕まえて魚などの名前を勉強してもらっています。

その時の子供たちの活き活きとした動作や目の輝きが印象的です。流域の会社の方も協力してくれています。ここ数年流域の水質調査を行ってきましたが、会や市役所の職員に加え、アサヒ飲料、伊藤ハム、ヨシザワLAの社員の方々も参加してくれていますし、春、秋の掃除終了後の「ご苦労さん会」にはそれぞれの自社製品や寄付をしていただき、参加した市民の皆様に喜んでいただいています。

また、大堀川〜手賀沼〜大津川のひどり橋まで遊歩道が整備されていますが、唯一北柏駅近くの国道6号とJRの橋の下が通れなくなっていました。これも永年会が市に要望し、関係者の理解を得、昨秋から工事が行われ道路が完成し、この3月18日から通れるようになりました。これで柏市内の遊歩道が貫通しました。これまでウオーキングの人々がアサヒ飲料のところで大きく迂回して大堀川の遊歩道を歩いていましたが真直ぐに歩けるようになりました。我孫子の皆様も遠いですが一度歩いてみたらいかがですか?

我孫子市民ではありませんが、これからもよろしくお願いいたします。

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