湖北台 ミニガーデンツァーに参加して       横手 紀昭(会員)
5月22日、湖北台団地にお住まいの柏原さんのお世話とご案内で、団地内のミニガーデンツァー(参加者9名)に参加しました。
棟の北側に見事な花壇
団地には92棟あり、各棟の南側は芝生でガーデニングは出来ない。 このため北側で日陰となるスペースをミニガーデンとして利用されている。今回はこれらのミニガーデンを拝見させて頂くツアーである。

しかし、これらのガーデンは、2000年5月の降雹被害により、全滅となった。そのため、一から出直しとなるご苦労に加え、日陰と言う条件の中で、丹精を込めて手入れをされていることもあり、草花達は花をつけ我々を楽しませてくれました。

花壇の中に、巣箱があり、四十雀が住み、子育ても行う由。 又、巣箱の脇で、手作りの木柵にペンキ塗りの作業が行われていた。花壇、巣箱、ペンキ塗りの光景を見るだけで、この団地にはガーデニングの愛好者が多いこと知らされ、愛好者の皆さんに、改めて有難うと言いたい。

これらのミニガーデンは、それぞれの棟にお住まいの草花好きの方々が、自発的に手入れをされているそうで、特にグループのような組織だったものはないとのことであった。従って、その方が移転したりすると、そこは寂しくなってしまうが、それはそれで仕方が無いし、新しい方が始めてくれれば嬉しい、と柏原さんは語っていた。草花が相手なのだから、なまじ組織化して、義務感で手入れをするよりは、この自然体が長続きの秘訣なのかもしれない。

途中、中央公園を望む、集会所脇の木陰で、柏原さん持て成しのコーヒーを頂きながら一休み。 約2時間のツアーであったが、当日は薄曇りでツアー日和、近くのレストランで、昼食をとり、解散となった。
今回のツアーでは、団地内を南北に通じ、1999年に市の景観奨励賞を受賞した新緑の"けやき並木"を横断した。その際、けやきが植樹された当時の様子も知ることが出来た。ツアーの後、新緑のトンネルを作っている木々への関心が高まり、改めて出掛け、1本、1本の大きさ(幹周り)や、総本数を調べてみました。

その結果、総本数は122本で、一番大きいものの幹周りは2.32m、一番小さいものは0.33mでした。(幹周りは地上高1.4mで) 約500mの並木が整備され、植樹されたのは、昭和50年頃(1975年)らしく、樹齢約30年になる。手賀沼側住宅の人によれば、自宅前の枯れた1本は、1976年頃その人が植え替えをしたそうです。

122本の中の小さいものは、このように植え替えされたものがあるようです。 又、木々の根元が"ミニミニガーデン"になっている処もあり、並木を散歩する人たちを楽しませていました。

この並木を管理・維持されている人達に感謝し、これからも、新緑、緑陰、黄紅葉、落ち葉の四季折々を楽しませて貰う共に、122本のけやき達を見守っていきたいと思います。

まちの美化活動
まちの美化に取り組む、グループ、団体、ボランティアの活動を次号よりシリーズで取り上げて行きたいと思っています。皆様の近くでの活動状況を取材して、投稿してくださるようお願いいたします。

 取材要領
1 名称など
個人、グループ :名前、住所、電話番号

2 期間など
いつから 初めて何年、回数(年 月 週 任意)
3 場所及びルート
4 参加者  人数(1回当たり平均、場所別平均)
5 きっかけ
6 活動状況の写真   撮影許可 掲載許可
7 活動上の問題点
8 やっていてよかったこと悪かったこと

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