三樹会だより (10)
「二十数年住んだ我孫子」       高橋 照子(三樹会)
市内緑の、天神坂とその周辺及び三樹荘の清掃活動を始めて2年10か月が過ぎました。三樹荘現当主の村山祥峰先生のおっしゃる、「細く長く」をモットーに活動しています。

会員は31人になり(男性16人、女性15人)、週に1度、自分の都合に合わせて、毎回5〜8人ぐらいの参加です。
昨秋11月20日には恒例のいも煮会が邸内で開かれ、秋口に少し体調を崩されていた村山先生もお元気なお姿で、いつもの軽妙洒脱なご挨拶をお聞きし、一同安堵の胸をなでおろした、というところです。

夥しい量の椎の実が降り注ぐ季節が終わると、次は欅の落葉との格闘でした。ある会員は「まるで雪かきのようだ」と言っていました。2回掃いたこともあるそうです。この号が出る頃は、もうすっかり落ち着いていることでしょう。

掃除が終わって、東屋「あすなろ亭」の囲炉裏を囲んでいただく、おいしいお茶とお菓子と仲間との団欒、そして村山先生の囲炉裏談話も楽しいひと時です。

新しい年を迎えて、村山先生ご一家と会員の皆様の、益々のご健勝をお祈りいたします。(吉澤淳一)
秋の日立総合経営研修所  庭園公開   2007年12月1日(土)
好天に恵まれ、多くの来園者をお迎えして、行われました。来園者は1600人を数え、この人出は5年前の第1回開催以来の記録です。

お天気が良く、今春の開催が無く今回が1年ぶりであったこと、「白樺派のカレー」が食べられる、が賑わいの大きな要因でしょう。

さらに、「広報あびこ」「イースト情報」等の地域メディアに加えて、広域の朝日新聞、読売新聞に事前に掲載されたことで、市内はもとより市外からのお客様も多かったことがあげられます。

紅葉は今が盛りで、傑作が沢山撮れたことでしょう。定番のコカリナやフルートの演奏、茶亭「ほととぎす」での茶菓の接待をお楽しみいただき、我孫子一と言われている「観月亭」からの手賀沼もまた御馳走でした。

星野市長も来園され、同研修所佐藤社長の案内で園内を回られ、白樺派のカレーに舌鼓を打って、秋のひと時を満喫されたことと思います。

コカリナ、フルート演奏の皆さん、40名を超える大勢のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

このように、春秋10回の永きにわたって庭園公開を続けることができたのは、(株)日立総合経営研修所様、(株)日京クリエイト様のご厚意、ご支援の賜物であり、主催者としてご来園の皆様とともに感謝しております。

これからも、この貴重な庭園資産、自然景観資産を維持していただき、市民の誇りと癒しの場として、ご提供くださることを願うものです。(吉澤淳一)

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