シリーズ まちの美化に取り組む人々(その3)
緑の河栗さん

お天気がよほど悪くない限り、毎朝40分、公園坂通りと八坂神社の周辺を清掃していらっしゃいます。
 4代にわたり我孫子在住の河栗さんは、まず戦後すぐにお母様が始められ、近所の方の応援も得て、今日に至っているそうです。

「以前は、たばこの吸殻とレシートの散乱が目立ちました。駅の周辺は禁煙ゾーンに指定されているが、住宅地は解禁されているためかと思いました。しかし、きれいにしておくと、吸殻を投げ捨てる人も少なくなりました。また、コンビニがレシートを捨てるボックスを取り付けてくれたこともいい結果を生んでいます。」

「2年ほど前からは、月2回、エスパの近所から2〜3人の奥様がみえ、八坂神社の境内をきれいにしてくれています。ご主人方が散歩中、神社の銀杏をいただいて来たので、そのお礼だとかいうことです。清掃の後は、私の家でお茶をご一緒しています。」

「私はたった朝40分の奉仕をしているだけなのに、どなたか見ていてくださってるんですね。夕方通ったときもきれいになっていることに気付かされます。」

「よその方が文学散歩に来てくれたときに、気持ちよく歩いてもらうためにも掃除は続けていきたいです。やはり<我孫子っ子>だからそう感じるんでしょうね。」
と、含蓄あるお話をたくさん聞かせてくださいました。
白山の渡辺さん

2自己所有のマンション前の国道356号線を八坂神社から西へ信号のあたりまで、平成8年3月以降毎日、掃除していらっしゃいます。

河栗さんと同じく、4代にわたり我孫子にお住まいで、我孫子への思い入れは強く、自分のところだけでなく、周辺をまた、我孫子全体を「こざっぱり」した街にしたいとのことです。

当初は、やはり、たばこの吸殻のポイ捨てそしてコンビニのレシートの投げ捨てが多かったそうです。
 しかし、最近は、白山あたりでもお掃除をしている人を見掛けることが多く、環境に対する意識の高まりを感じるそうです。

「不思議なもので、ひとりが掃除をしていると、誰かが加わり、また、別の人がするといういい連鎖が出来ていくんですね。」
 と、嬉しいことばもいただきました。(蒲原 隆子)
 市民観桜会 残念ながら雨天中止
3月31日(月)に予定されていました市民観桜会は無情の雨で中止を余儀なくされました。

この観桜会に向け、広報あびこをはじめ各種メディアに掲載され、又チラシ、各会員の家前のポスター(会員木村さん手製のボード使用)等開催に向けて告知をしてきました。

当日も数多くの問い合わせがあり関心の高さが伺えました。当日の我孫子ゴルフ倶楽部の桜は8、9分咲きの状況で、よい見ごろを迎えていたようです。

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第2回 我孫子の歴史景観散策会
5/25は雨のため6/7(土)に延期しました
今回は、5月25日(日)に、柴崎・青山・下ヶ戸の散策(約3時間、6.5km)を行います。天王台駅北口9時集合、東我孫子駅12時30分頃解散です。
詳細は5月16日号の「広報あびこ」をご覧下さい。

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