シリーズ まちの美化に取り組む人々(その3) | |||||
●お天気がよほど悪くない限り、毎朝40分、公園坂通りと八坂神社の周辺を清掃していらっしゃいます。 4代にわたり我孫子在住の河栗さんは、まず戦後すぐにお母様が始められ、近所の方の応援も得て、今日に至っているそうです。 ●「以前は、たばこの吸殻とレシートの散乱が目立ちました。駅の周辺は禁煙ゾーンに指定されているが、住宅地は解禁されているためかと思いました。しかし、きれいにしておくと、吸殻を投げ捨てる人も少なくなりました。また、コンビニがレシートを捨てるボックスを取り付けてくれたこともいい結果を生んでいます。」 ●「2年ほど前からは、月2回、エスパの近所から2〜3人の奥様がみえ、八坂神社の境内をきれいにしてくれています。ご主人方が散歩中、神社の銀杏をいただいて来たので、そのお礼だとかいうことです。清掃の後は、私の家でお茶をご一緒しています。」 ●「私はたった朝40分の奉仕をしているだけなのに、どなたか見ていてくださってるんですね。夕方通ったときもきれいになっていることに気付かされます。」 ●「よその方が文学散歩に来てくれたときに、気持ちよく歩いてもらうためにも掃除は続けていきたいです。やはり<我孫子っ子>だからそう感じるんでしょうね。」 と、含蓄あるお話をたくさん聞かせてくださいました。 |
●2自己所有のマンション前の国道356号線を八坂神社から西へ信号のあたりまで、平成8年3月以降毎日、掃除していらっしゃいます。 ●河栗さんと同じく、4代にわたり我孫子にお住まいで、我孫子への思い入れは強く、自分のところだけでなく、周辺をまた、我孫子全体を「こざっぱり」した街にしたいとのことです。 ●当初は、やはり、たばこの吸殻のポイ捨てそしてコンビニのレシートの投げ捨てが多かったそうです。 しかし、最近は、白山あたりでもお掃除をしている人を見掛けることが多く、環境に対する意識の高まりを感じるそうです。 ●「不思議なもので、ひとりが掃除をしていると、誰かが加わり、また、別の人がするといういい連鎖が出来ていくんですね。」 と、嬉しいことばもいただきました。(蒲原 隆子) |
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市民観桜会 残念ながら雨天中止 | |||||
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