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三年間をふりかえって 瀬戸 勝(世話人) | |||
●早いもので三樹会が活動を開始してからちょうど三年経過しました。 ●「我孫子の景観を育てる会」の活動目標のひとつ〈景観を守り、育てる〉を実践せんものと、趣旨に賛同して下さった方々14名と「育てる会」からの世話役4人で会を結成、三樹荘庭園及び天神坂の清掃をスタートさせたのがついこの間のことのように思われます。 ●「とにかく細くてもいいから長つづきさせて頂きたい」との三樹荘当主村山先生のご希望を何としてもかなえたい、よくある例のように一年ぐらいで挫折してしまわないためにはどうしたらいいのか、世話人の一人としていろいろ考えましたが、行きついたところは〈会員の皆さんに無理な負担をかけない、そしてとにかく楽しくやろう〉ということでした。 ●ふりかえるとこんな会話が交わされたことが時々ありました。 「アレ?今日は休みじゃなかったの?」 「うん、でも昨日大風が吹いたし、予定表をみたら今日は人数が少なかったから大変だろうと思って・・・」 |
●会員の皆さんが三樹荘庭園と天神坂を心から愛して下さっていることが伝わってきます。世話人冥利につきるとはこのことでしょうか。 ●天神坂を上がりきったところ(村山家正門前)に村山先生が四季おりおりに詠まれた歌が先生自筆で掲げられて、天神坂の風趣に一興を添えています。お通りの節は是非ご覧になって下さい。 ●現在会員は27人、往時の倍近くになりました。内訳は男性12人、女性15人、そして世話役4人です。特筆すべきは発足以来やめた方がひとりもいない、ということです。 ●また、我々の活動は関係行政部門の方々に多大のご支援を頂いております。この紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。これからもよろしくお願い申し上げます。 ●現在気がかりなのは、村山先生が体調を崩され、目下自宅療養中で恒例の清掃後先生を囲んでの楽しい語らいが途切れていることです。でも、毎日午後暖かくなった時足ならしの散歩に出ておられるようですからもう少しの辛抱、と一同心待ちにしながら清掃にはげんでいるところです。 |
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春の日立総合経営研修所庭園 一般公開のお知らせ | |||
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