旧武者小路実篤邸の母屋を初公開
高橋 哲生(会員)
2018.11.11掲載
  曇りの予報が外れて晴れた暖かな11月10日(土)、申し込んでおいた旧武者小路邸跡 母屋特別公開に行ってきました。10:30の回で、ログハウスのほうから入り、川村学園の学生さんやあびこんの売店もでていました。
  雨戸をあけた邸宅は夏障子(スダレ障子)でした。実篤が住んだ家は壊され、戦後この土地の所有者が写真を参考に外観を模して作った立派なお邸でした。
・廊下のついた二間続きの和室南側
  入場料は300円で、雑誌白樺創刊号の表紙をモチーフにしたミラーは記念品として、アイデア賞ものでした。最後のアンケートで係りの人がこの結果次第では「また公開されるかも知れません」と言っていたので、有意義で大変満足と褒める内容を書いてきました。

  企業が迎賓施設や社員クラブ用として、昔の邸宅を所有することはよくあることで、例えば、白金明治学院大の正門前にあるりっぱな日本家屋は三菱電機高輪荘として、現役です。

  ブログ末尾にかきましたが、政財界人の別荘が多かった大磯の「明治記念大磯邸園」は政府が力を入れていますし、大磯町でも観光の目玉にしようと県とともにいろいろな企画を考えているようです。
多くの写真を含めて、詳しくは■高橋さんのブログをごらんください
今回の特別公開をお知らせする■我孫子市のサイト
旧武者小路邸跡は我孫子市船戸2-21-9
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