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●(今年の市民観桜会は、1週間前に満開の盛りを過ぎて「観葉会」になってしまった。例年開催していた3月最終月曜日は開花前だったのでこの時期にしたが、今度は桜の方が超特急で行ってしまった。天候の方は快晴だったが南西の風が強く吹き、日陰は肌寒いというコンディションであった。 ●そんな中ではあったが、500人を超える方々に来ていただいた。皆さん桜は散っているのを承知で来てくれて、桜だけが目当てではないことを実感した。普段は見られない手入れの行き届いた日本有数の名門ゴルフ場の佇まいを楽しんでいらっしゃる。そこに、開放感あふれる緑の芝、松林の濃い緑とそこに咲く可憐なタチツボスミレの群落、この時期に色づくノムラモミジなどが花を添えている。 ●運営は、48名のボランティアスタッフで行った。 今回も、我孫子ゴルフ倶楽部の富田理事長、久米常務理事、芝崎理事、有賀支配人がお見えになられ、星野市長、青木副市長と会場を巡りながら歓談されていた。 ●コカリナの演奏に耳を傾けられ、昨年秋に当倶楽部で行われた「第50回日本女子オープンゴルフ選手権」で、ロー・アマチュア(アマチュアの最高位)に輝いた女子高生に贈られた、我孫子市長賞(「我孫子の新米」と「白樺派のカレー」)のことなどが話題に上っていた。会場エリアの最奥部、13番ティーグランドから12番グリーン付近では、目の前に広がる「岡発戸(おかほっと)市民の森」とゴルフ場が一体となった新景観を目の当たりにした。 |
●これは、我孫子ゴルフ倶楽部の地域貢献事業の一端で、コンクリートの万年塀をネットフェンスに変え、付近にはノムラモミジや陽光桜を移植して、市民の皆さんにゴルフ場の素晴らしい景観を楽しんでもらおうというものである。このクラブ側の思いと実際の改修工事について、富田理事長が熱心に語っておられた。また、市も呼応して、これまで暗くて不評だった市民の森を明るくし、ゴルフ場側からの眺めも飛躍的に修景された。星野市長は、さらに修景を進め手賀沼の眺望を得られるようにしたいと話された。当会のこれまでの提言がこういう形で具現化され、喜ばしいことである。 ●今回も、「広報あびこ」をはじめ多くのメディアに告知記事が掲載されていた。異色なのが「日刊ゲンダイ」である。「ゴルフ場で今何が起きているのか」のシリーズで、“コースを開放する観桜イベントが市民に大人気”の大見出しで、我孫子ゴルフ倶楽部と市民観桜会の紹介をしてくれていた。 ※日刊ゲンダイの記事は■観桜会レポートにあります。 ●この市民観桜会は、多くの方々に支えられて開催できています。素晴らしい空間と機会を設けていただいた我孫子ゴルフ倶楽部、メディア各社、我孫子コカリナサークル“あびこ”の皆さん、近隣の方々、資材提供の我孫子市(後援)、駐車場開放の我孫子市教育委員会、ご来場の皆様、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。 |
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