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●私は我孫子の公園坂近くに住む一人として、坂道と人の生活との関わりに興味を持っていました。また、以前から東京も坂道が多い事は知っていましたが、人が暮らす町並みの特徴がどのように違っているかの違いが知りたくなり、関東が梅雨入りとなってのある晴れた日、東京神楽坂の町並み散歩に出かけてみました。 ●神楽坂の坂上(さかうえ)は地下鉄神楽坂駅、坂下(さかした)は地下鉄飯田橋駅で、その間は直線距離 0.6km 標高差は 6m 位のようです。お散歩コースは赤城神社⇒善國寺⇒かくれんぼ横丁⇒東京大神宮⇒カナルカフェでほぼ 2.5kmコースでした。 *赤城神社:江戸時代に「加賀白山犬」として流行ったスフィンクス風狛犬が鎮座しており、また本殿左下に聖徳太子を祀る「八耳神社」は(ヤツミミサマ)を三回唱えると良い考えが出る。 *善國寺:石虎の台座に「“不”」のような刻印の謎!?は、明治時代初期に高低測量を行う為の「几号水準点(きごうすいじゅんてん)」(右の写真・イラスト)。 *かくれんぼ横丁:江戸時代の町割りは京間 60 間 (118m)四 方が基準。20 間を町地としていた が、そこの地主が私道を通して人々 が通る横丁として地域の賑わいと なった。 *東京大神宮:関東の伊勢神宮遙 よう 拝殿 はいでん 。正面右手の御神木根本から、 コンコンと清水が湧き出ている。 *カナルカフェ:外濠沿いのカフ ェで、屋外デッキからの水景観を 楽しむ人々が多く、泳ぐ鯉の姿や、 蛍の誕生お知らせ看板が目につ いた。 |
●坂道を中心とした町並みとして、横丁の石畳の道や旧古民家の敷地をマンションに改築しても二階部分迄の外観や門構え、中庭の池等を古民家風に復元して歴史や景観を重んじる町並みが心地良く、江戸の「粋」を感じとれるとても楽しいお散歩でした。
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※訂正:■86号の5ページ、三樹会の説明中、活動は週3回とあるのは月3回の誤りです。お詫びして訂正します。(ホームページは訂正済です) | |||||
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