我孫子の景観を育てる会 景観あびこ_title 第89号 2019.1.19発行
編集・発行人 吉澤淳一
我孫子市つくし野6-3-7
創刊 2002/3/29
明けましておめでとうございます                   会会長 吉澤 淳一
  平成最後の年頭ご挨拶を申し上げます。
  恒例ですが、昨年を足早に振り返ってみましょう。昨年も様々な事業に多くの会員が積極的に活動した1年でした。平成24年から始まった「我孫子のいろいろ八景」事業は、7年目を迎えてますます盛んです。成田線車窓八景マップの完成で、遂に全15巻の「八景歩きマップ」が揃いました。ガイド付き散策会も好評でした。これらの事業は、「我孫子市版事業仕分け」において高い評価を得ました。更に特筆すべきは、千葉県公園緑地課景観づくり推進班の事業2件が、この我孫子で「八景歩き」を核にして開催されたことです。前年にも1件あって、「八景歩き」が千葉県の景観行政の中でも主要な位置づけにあることがわかります。

  2つの庭園公開事業の内「第15回市民観桜会」は葉桜での開催となりました。「日立総合経営研修所 庭園公開」は本年から秋の開催に絞り実施しましたが、第27回は好天に恵まれて成功裡に終わりました。会員の研鑽と親睦のための場としては、景観散歩に加えて“おでかけ倶楽部”を新設しました。誰でも発案できて、日帰りで気楽に参加できるこの催しは、早くも4回を数えました。

  姉妹会の三樹会は、「我孫子市さわやかな環境づくり賞」を受賞して、継続は力なりを実践しています。

  その他の恒例催事や他団体への協力・参画等も活発で、詳しくは年度の活動報告に委ねます。

  景観啓発のツールとして、景観あびこ、ホームページも順調に発信しています。会員思い思いの八景歩きを綴る新企画「私の八景歩き」にはすでにお二方が登場しました。今後が楽しみです。
  さて、新しい年の活動について、具体的には新年度の活動計画として定期総会で発表しますが、ここでは抱負を述べます。

  昨年実施した諸事業は本年も継続実施していきます。「八景歩き」は、我孫子市との協働をさらに進め、普及・定着のために積極的にPRしていきます。

  景観総合研究所では、我孫子の景観基礎研究の論文を「景観あびこ」に連載してきましたが、この3月で20回の連載を終えます。そこで、この論文をまとめるとともに内容発表の機会を設けることを考えています。

  当研究所の新しい論文としては、景観に関する本を紹介、解説する「景観の本棚」として、連載を開始することを予定しています。

  景観あびこ、ホームページの充実のために、皆さんからの積極的な情報提供を願うものです。

  高齢化の波が市民活動にも及んで久しく、当会も例外ではありません。私たちはこの波を飲み込んで高齢者ならではの活動を見出して行きたいものです。そのうえで次世代に繋げていくことを心がけていきます。

  本年も、“出来るひとが 出来ることを 出来るときに楽しく”やっていきましょう。
2018 我孫子の景観を育てる会 10大ニュース
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