ながれやまガーデニングクラブ「花恋人(カレント)」訪問 2006.5.15
会員宅のプレート
会員宅に掲げられているプレート
当クラブは、流山市が実施したガーデニングコンテストがきっかけで発足し、市内42軒のお宅が会員登録している。統一公開日の5月15日、会員4名で見学に出掛けた。

最初に訪れた宮園地区は、まちなみ全体がオープンガーデンという印象であった。宮園では、以前より「宮園ガーデンクラブ」が結成されていて、林会長宅では、垣根沿いの機関車トーマスくんの貨物列車風プランターが目を惹いた。

次に南流山弐番街に向かう。見どころは、マンション周囲のストリートガーデンである。ここを「花恋人通り」と呼び合うボランティアグループが、コンテナや花選びから手入れに至るまで、楽しみながら汗を流している。その中のお一人足原さんは、1階ベランダに隣接の10坪のスペースに美しい癒しの世界を創り上げていた。

今回お世話頂いた、西初石の前田さん宅では、オープン感覚の庭に咲く、色とりどりのクレマチスが印象的であった。次にこうのす台の国府田会長宅に向かった。途中、西の小高さん宅でゆったりとした庭を楽しみ、こうのす台では、最初に国府田さんのお隣り盛武さん宅で、錦鯉が泳ぐ池のある庭を見せていただいた。

国府田さんの庭は、樹木や草花との対話を楽しめる空間が、多くのビジターを惹き付けている様だ。「オープンガーデンは自分が楽しむことから始まる」とは国府田さんの名言。「風光庭美」「花樹あるライフ」「花恋人」、次々とアイデアが出てくるという。

草花を愛する沢山の方々の熱心な活動と、事務局を担当する流山市公園緑地課の協働が実を結んだ、これは当に全市を上げてのムーブメントである。当クラブ発行の「オープンガーデンブック花恋人」(500円)もまた素晴らしいものであった。
問合せ 04-7150-6092 流山市公園緑地課
宮園地区のまちなみ
機関車トーマス君と貨物列車のプランターがユニークで、まち行く人が立ち止まる。
赤いゼラニウムの花が雨に当たらないように、刈り込んだ垣の下に吊り下げられている。
宮園ガーデンクラブ 林会長さんのお宅で
南流山にある ガーデンテラス"木の実"で昼食。 足原さんのドジーヌ・ガーデン
第4回(17年)ガーデニングコンテスト金賞に輝く。
コープ野村南流山弐番街の「花恋人通り」は、市民特別賞に選ばれた。ここでも、足原さんが活躍。 西初石の前田さん宅
開かれたお庭の奥に色とりどりのクレマチスが美しい。
お庭の四季を収録したVTRも見せていただいた。
こうのす台の盛武さん宅では、山古志村の錦鯉がガーデニングの主役。 流山ガーデニングクラブ「花恋人」会長の国府田さん宅が今回訪問のフィナーレ。玄関へのアプローチ
お庭の入口。 コンテナや置物の配置がお見事。
草花の精気を沢山もらいました。流山の皆さん ありがとうございました。
さあ皆さん、まちに出てオープンガーデンに巡りあいましょう。

今回のレポーター 我孫子の景観を育てる会 吉澤淳一
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