第5回景観づくりシンポジウム                      蒲原 隆子(会員)
2月21日、アビスタで我孫子市主催・当会協力という形で、第5回景観づくりシンポジウムが開かれました。4人の方の景観づくりに取り組む事例紹介がなされましたが、なんと内3人が女性。女性のアイディアの素晴らしさ、始める勇気そして続ける根気に感動しました。

街路樹の元に近隣の方々で小さな花壇をつくられている水島さん(つくし野)。昨年の6月末に当会のオープンガーデンを楽しむ会でもお邪魔させていただきました。サルビア、金鶏草等がきれいだったのを覚えています。なによりもずっとずっと続いていることに感心させられます。

花とハーブと野菜の庭づくりをされている飯塚さん(中峠)。庭園植栽の経験がおありだったとはいえ、自分の家にハーブガーデンを造ろうという勇気にまずびっくりしました。そしてその後の努力にも脱帽です。今は公開していないとおっしゃっていましたが、防犯上その他なかなかむつかしいのだろうと思われます。でも、一度現地を見学させて欲しいです。

あおむし君のおうちの菅野さん(寿)。23坪、三角地、庭なしという一般的には悪条件の中で、こどもにも大人にも夢を与えてくれてほんとうに感謝です。ガラス窓の展示スペースで、あおむしからさなぎ、そして蝶ちょになるプロセスを実際に見られるなんて、もう博物館ですよね。あおむしの形をした木琴もユニークで楽しいです。
あおむしくんの木琴/菅野さん(寿)宅

もうひとり素敵な女性がいました。司会者です。歯切れのよいよくとおる声で、落ち着いた進行をしてくれました。わが会の会員である伊藤さんです。

最後にひとつ。千葉大学の近江先生が美しい景観づくりの一条件として、「ある統一したテーマがあること」とおっしゃっていたかと思います。どこにどんなテーマを持った「まち」があるのか、日本の身近な例を聴きたいと思いました。

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つるし 飾り
 旧村川別荘において、2月21日から3月9日までつるし雛飾りが開催されていました。
つる、かめ、えび、宝袋、柿等いろいろな縁起物がつるされていました。すべて親の手づくりです。ひと針、ひと針に子を思う親の心が伺えます。
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――ちば県民だよりに当会が紹介されました――
3月5日付けの「ちば県民だより」8面「ガンバッテます!」欄に、わが我孫子の景観を育てる会が紹介されました。

これは、昨秋「千葉県景観づくり地域活動団体」に認定された効果もありますが、それにも増して、皆さまの日頃の活動が高く評価されたものと思います。県内215万所帯に配られたことを思うと、身の引き締まる思いがします。
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