シリーズ「まちの美化に取り組む人々」-31-
            湖北駅北口花壇を彩るラベンダーの会                        秋田 桂子(会員) 
我孫子市の長寿大学OBの有志を中心としたグループが、湖北駅北口の花壇の整備をしているという情報を聞き、早速6月14日に伺いました。

大きな桜の木の下に様々な花がきれいに咲いている花壇で、大勢の方々が雑草取りをしています。代表の吹谷朋子さんは「昨年の9月から長寿大学38期生の6人で始めたのですが、現在25〜6人のメンバーになり、月1回行っています。今、咲いているアメリカンプルー・サルビア・コキア・マリーゴールドなどの苗は市からいただいたものです。ワイルドフラワーなどは種から育てました。中央学院高校の生物部顧問の田向先生と部員の皆さんも参加してくれることもあります」とのこと。

ちょっとムシムシする暑さの中、しゃがんで作業をしているみなさんに「この作業は、どんなことが楽しいですか?」と伺うと「みんなと会えること」「おしゃべりすること」「花が咲いているのを見ること」「達成感があること」「みなさんに喜んでもらえること」と手も□も動かしながらいきいきと答えてくださいました。
手入れに励む会員のみなさん
湖北駅北口の花壇で
「これからの希望は?」には「ずっと続けたい」「みんなと元気に仲良くしていきたい」「輪を大事にしたい」と明るい。「ところで、男性の声が聞こえないのですが、<黙して語らず>ですか?」と聞くと、周りの女性陣に促されて「きれいな女性と会えるのが楽しみですね」と、ちょっと恥ずかしそうにおっしやると、大きな笑い声が沸きました。

「桜の花が咲く時期は、一段ときれいですよ!」と花を愛するみなさんの声。今後も和気あいあいとまちの美化に取り組んでほしいと思うひとときでした。
「景観あびこ」が取り上げた2つの事例が「さわやか環境づくり賞」を受賞           広報部会
今年の我孫子市「さわやかな環境づくり賞」は、白山在住の渡邉勇さんと我孫子二階堂高校が受賞した。
 (「広報あぴこ」6月16号参照)

渡邉さんは、本町、白山のオオバン通り両側歩道と近辺の清掃を行っている。我孫子二階堂高校では、生徒が我孫子駅から学校までの通学路と学校周辺の清掃を行っている。共に長年にわたってのボランティア活動である。受賞おめでとうございます。
「景観あびこ」の長編シリーズ“まちの美化に取り組む人々”では、2008年の■26号に渡邉さんを、■28号に我孫子二階堂高校をそれぞれ掲載している。

個人や団体の地道な「まちの美化活動」は、市内のいろいろな所で行われている。今号の「ラベンダーの会」もその一つである。これからもこういう活動を紹介していきたいので、情報をお寄せいただきたい。
滝日 一子(会員)

     感謝 その一

  「奥さんごめんなさいね。お掃除が行き届かなくて」これは家の前の道、ケーズデンキとの間をいつもお掃除してくださっている方のお言葉です。私はその度に三拝九拝。景観あびこの“まちの美化に取り組む人ノマ”にご紹介したく、何回も声をおかけしたのですが、いつも駄目でした。とにかく感謝、感謝です。

       感謝 その二
 「あら、バス行かれちゃうかな」一生懸命かけ足。幸いなことに信号はバスには赤。歩道側は青。でもまだ横断歩道を渡らなければなりません。半ばあきらめつつ急いでバス停に。でもバスは私を待っていてくれたのです。降りる時に、運転手さんに何回もお礼の言葉を述べたのはいうまでもありません。
編 集 後 記
  我孫子市制45周年記念式典において、「市政功労者顕彰」を受賞いたしました。会長をはじめ会員の皆様方の努力の積み重ねの結束と思いますし、大変に嬉しいことです。「我孫子のいろいろ八景歩き」も会員総出で4つのエリアに分かれ、着々とコース作りが行われています。それぞれに何回も各コースを歩き、距離と時間を地図と見比べながらコースを作り、名称も考えているところです。皆様に親しんで貰える八景歩き。出来上がりが楽しみです。(滝日一子)

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