我孫子の景観を育てる会 | ![]() |
第95号 2020.1.18発行 創刊 2002.3.29 編集・発行人 中塚和枝 我孫子市緑2-1-8 Tel 04-7182-7272 編集人 鈴木洋子 |
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今年は東京オリンピック、パラリンピックが開催され、身近なところでは我孫子市制50周年の年です。 何か良いことが始まりそうな予感がします。 令和元年になった昨年、当会では会長を16年間務められた吉澤淳一さんが退任され、中塚が会長に就任しました。多数の会員の方たちは例年通り、市民観桜会、日立庭園公開、おでかけ倶楽部、景観散歩、布佐の歴史景観散策など、実に多くの活動に積極的に参加していただきました。ありがとうございます。 昨年を少し振り返りますと、8年目を迎えた「我孫子のいろいろ八景」は普及・定着の方法を更に進化させ、QRコードの作成、PRチラシ1万枚を公共施設やイベントで配布しました。散策会以外にも、「居ながら八景歩き」として我孫子市の出前講座に4月から登録します。また「千葉県観光ボランティアガイド「GUIDE BOOK」にも八景歩きのガイドの登録をしました。新しい試みとして昨年、"市民のチカラまつり"や中央学院大学の学園祭"あびこ祭"に八景64景の写真展示や、スライドショーで散策さながらに「居ながら八景歩き」のガイドを実演し好評を得ました。"あびこ祭"では、川村学園女子大学の学生さんがボランティア参加をしてくれました。今年は、中央学院大学と川村学園女子大学の2校の学園祭への参加を予定しています。 春には我孫子ゴルフ倶楽部での市民観桜会、秋には日立庭園公開と、二大イベントが楽しみに待たれています。今回、日立庭園公開は28回を重ね、(株)日立アカデミーと社名が変わりましたが、市内外から多数の皆さまご来場いただきました。大手旅行会社からの問い合わせもあり、活動が広く認められたものと思います。 |
また11月には、三協フロンティア(株)のご協力のもと、我孫子市教育委員会の主催で「旧武者小路実篤邸跡特別公開」が開催され、当会は庭園案内と八景歩きツアーで協力しました。今後どのような形に落ち着くのかまだわかりませんが、市民観桜会、日立庭園公開と並んで庭園公開シリーズに位置づけできないかと考えています。 「景観あびこ」は、今年11月で記念すべき100号になります。本誌で3年半、4つのテーマで20回に及び連載された、野口修さん(会員・建築家・工学博士)の『我孫子景観基礎研究』が終了しました。そこでは、「景観を"地域共有の社会資本"と位置付け、我孫子の景観戦略において、子どもから高齢者までの幅広い層が景観に対する関心や問題意識を持ち、積極的に議論する土壌をつくることだ」と述べています。草創期から議論されてきた当会の原点でもあり、その当時の熱気を感じました。記念事業として、その論文を冊子にまとめ発表の機会を持ちたいと思います。 「三樹会」は清掃ボランティア活動を地道に継続していますが、高齢化も著しく、只今会員募集中です。 当会でも会員の高齢化、負担増が問題になっています。そこで若い世代にボランティア参加してもらえるよう対策を模索しています。何か良い考えがありましたらぜひ教えてください。 「出来る人が 出来るときに 出来ることを 楽しく」をモットーに、本年もよろしくお願いします。
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